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あんあん 2001年10月07日(日) | 昼下がり、いつものお務めである「アイロンがけ」をしていて、ふと気付いた。 「夫婦とは依存し合って、より良くなる関係」だという事に。 知っている人は知っているが、うちの隊長は恐ろしく気難しい人間だ。そして、彼のその気難しさで成立しているややこしい生活に、私は転がり込んで行った。同棲や新婚生活ってよく「2人で築きあげていくもの」というが、私たちの場合は「隊長が築きあげた生活をマイナーチェンジする」といった感じ。 アイロンがけもその一つで、クリーニングに出せば1枚80円でパリっと仕上げてくれるのを重々2人とも承知しているが、うちはそれをしない。それは多分「アイロンがけ」が私の数すくない特技のひとつだからだ。そして隊長が嫌いな数すくない作業だから。 「ごみ出し」も然り。 そして、逆に「お風呂そうじ」「魚料理」など隊長の専売特許もある。 恋人どうしなら、アイロンは各々が自分のものをかけて、面倒なものはクリーニングで済ます。ごみ出しもお風呂そうじも交代制になるだろう。そうしなければ、恋なんてしていられない。恋人どうしで「依存」が始まるのは往々にして、「危険信号」の始まりだと、経験上私も知っている。 しかし、結婚生活というものは互いの得意、不得意を尊重し合って、故意に「依存」し合う。本当は一人でもやっていけるのに、わざわざ相手を「甘やかし」「甘やかされる」それが醍醐味である気がした。 話が飛ぶが、ここの所、私たちの間で「AV」のタイトルを考えるのが流行っている。隊長は監督になったら「あんあんシリーズ」というのを作りたいらしい。 「真昼からあんあん」「セーラー服あんあん学園」とかね。こういうアホーな事を真剣に追求し合うのも夫婦ならでは?かも。そんな事ないか・・・。 |