独白「文字式」

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2006年09月18日(月) 足の肉を切る(明るい明日に向って編1)

 久しぶりに、日記を更新する。内容的には、ほぼミクシイの転機なのだが、報告すべき事項は、「明るい明日に向って」と称して、こちらにも履歴を残しておきたい。この「明るい明日に向って」編が蓄積していくころには、なにか運気でも上向くのではないか、と勝手に妄想する。
 ここ一年、右足の親指が不調であった。爪の横の肉が炎症を起こしていたのである。包帯を巻いておくと、なんとなくなおったりしたので、病院に行かなかったのだが、いよいよグロテスクになったので、9月8日皮膚科に行ったのが。 (なお、病院にいかなかったのは、近くの医者の対応に腹をたてたということも多分に原因としてはある。)
 先生に足を見せた瞬間、「あーこりゃ切らないとダメだね。麻酔は痛いよ。明日おいで。」と軽く言い放たれてしまう。医者の言い方はぶっきらぼうなだけに、かえってなんだか気が軽い。くよくよしてもしょうがないので、8日は楽しく飲んだくれることにした。
 さて、9日。病院はめちゃこみなのだが、予約をしたのでスムーズに診察へ。やだなあ。なんだか不思議な電気器具とともに医者がやってくる。足の肉を電気で焼くとのこと。そんな説明を受けても、痛いと思しき麻酔のことで頭がいっぱいである。心の準備をして、いよいよ注射。
 ぶすっ。
 いてっ、いてっ、いててててて。なんか妙にごりごりと痛い。あんまり痛いので、ちょっと面白くなってくる。とりあえず黙っておられず、「いてててて、先生これは相当いたいんですねえ、あらららら」なんてしゃべってみる。俺はいったい誰なんだ。
 そんな注射を3本もぶちこまれて、いよいよ電気器具の出番である。ちりっ、ちりっ、ちりちりって音とともになんだか香ばしいにおいが漂ってくる。人間も動物もたんぱく質なので、こげる匂いは同じだねえ。なんだか無性に興味がわいてきたので、先生にお願いして治療の様子をちょっと見てみる。足の上に火花が散っていたよ。
 それにしても麻酔は偉大である。治療中も全然痛くならない。その代わりに麻酔が切れたら痛いの何の。治療終了後、祈るように薬を飲んで、足を引きずりながら病院を後にしたのだ。なお、看護婦さんからは「今日くらい安静にして、お酒を飲んじゃダメよ」と言われたのだが、その後、英会話に行って、友人の子供を見に行く、というハードスケジュールであった。お酒だけは我慢したが。
 後日談。16日も病院に行ったのだが、やはり直りきってない、とのことで、もう一回麻酔を打つ羽目に。油断した分、めちゃくちゃ痛かった。

明るいポイント:足を治そうと、前向きに医者に行った。


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