独白「文字式」

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2003年11月09日(日) 天ぷら雑感

お久しぶりです。(といわれてもお困りだろうが)
なんだかあっという間に日々が経っていくなあ、と思っている。仕事がちょっとだけ忙しくなった(ようやく世間並みになったのだが)上に飲み会が重なり、休日は出回っていたので、なんだか落ち着いて物を考える時間と体力が無かったのである。

だいたいイメージとしてはこんな感じ
月:残業、疲れて早寝
火:残業(翌日の飲みのため)
水:飲み会、帰りが遅い
木:残業、疲れて早寝
金:宿題+残業OR飲み会、帰りが遅い
土:勉強+飲み会
日:飲むか出かけるか、その後夜更かし

なんだか忙しそうでしょ。(はっきり言ってしまえば、時間の使い方が下手なのであるが。)そんな中、HPの大きな更新としては「食品詩倶楽部」の「天ぷら詩」であった。書きにくい題材だなあ、と、自分で出しながら思っていたのだが、それでも自作品含めて3作品戴いたのは有難かった。で、せっかくなのでちょっとだけ自分の「天ぷら」作品に触れる。

天ぷらのイメージを膨らましていった際、アツアツだのサクサクだの料亭だの考えていたのだが、ふと、実家の天ぷらってぬるかったなあ、ということを思ったのである。実家で天ぷらがおかずに出る時は、母親がひとしきり全部の材料を揚げた後、新聞の上に置いて持ってきており、最初のほうに揚げていた具は、もうぬるくなっていたような気がするのだ。

その事を思い出した時に「ぬるい天ぷら=家族」というイメージが頭に出来、それに「かきあげって座布団に似ているなあ」という思いつきを加え、「ぬるい天ぷらに座る→家族の上に座る」というモチーフを作ったのである。

モチーフの是非や、それが活かされているかどうか、といったことはさておき、なんとかかんとか形に出来たのでほっとした、というのが正直なところである。次回のテーマは「もち」になるので、興味のある方は、是非お願いいたします。(なお、「食品詩倶楽部」と銘打っていますが会員制等はなく、作品を出したい時は出して、そうでないときは出さないという実に緩やかな試みですので、是非ご参加をお願いしたい。)


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