美しいもの - 2004年11月05日(金) 率直にいって、今の世界が、世の中が、良いものだと、 そう思っている人は、無に等しい。 政治のことなどに、しっかりとした理解をもっていなくても、 ほとんどの人は、”世の中イカレてる”と口にします。 そして、アーティストである人たちは、 こうしたテーマにどうしても意識がいくことになります。 規模の大小はあるけれど、僕もそうであると思います。 こういう世の中の雰囲気だから、これは仕方のない事ですし、 見てみぬふりは一番よくないこと、であると思うので、 正しい答えはなくても、常に考えていたいと思います。 でも、こうした社会全体の風潮に、そのまま流されて、 怒ったり、憎んだり、悲しく、 暗くなっていくだけなのもどうなのかなぁ? (時々、ぼくもそうなってしまうけど・・・) スタジオ練習後の帰り道、 雲ひとつない青空はとてもきれいでした。 そして、本当に素敵な夕暮れでした。 僕たちの日常の周りにある美しいものに気づかずにいるのは、 非常にもったいないことです。 この世の美しい部分、 それは、僕たちに差し出してくれるものなのでしょうか? そうではないですよね。 それを、探し出すのは、自分次第だと思うのです。 -
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