HERE, NOT SOMEWHERE...Hiroyuki Morikawa

 

 

ライヴへの思い - 2004年11月02日(火)

無数に擦り傷が残る右手、爪の割れた人差し指、両足の青あざ、etc....
ライヴの後は、毎回毎回、こんな具合。。
今まで、たくさんのライヴをしてきているのだから、
いい加減、もう、おとなしくライヴができてもいいのになぁ(笑)。

ただ、ライヴの前に、激しいステージにしようというような、
そんな意識で臨んだことは、一度もありません。
とにかく、何かを伝えたいという、思い、それだけ。
僕にとって、ライヴで演奏するということは、
もの凄く特別なことであると思っています。
間違いなく、様々なことが、
最もダイレクトに伝わる瞬間であると信じているのです。

「楽しかった」とか「かっこよかった」とか、
そのように感じられるライヴなんて、どこでも観る事ができます。
もちろん、euphoriaのライヴでも、
このように感じていただける事も大切にしたいと思っていますが、
それだけで終わる事のない、
その先に感じる部分までも表現できたらといつも考えています。
言葉にするのは難しいですが、例えば、
「生きる喜び」であったり、
「今まで以上に自分と向き合うきっかけ」であったり。

こうしたことを表現する為には、
聴き手の方の心に向けて演奏する必要があると思います。
それは、半端な気持ちでは到底、不可能なことです。

ここまで、ライヴに対して、熱く語れるのは、
自分自身がライヴを観て、新しい生き方を見つけたり、勇気をもらったり、
人生観が変わるような、そんな貴重な体験をしてきたからです。
その感覚をいつの日か、僕もライヴを通して表現できたらと思い、
毎回のライヴに臨んでいるのです。


昨日のライヴを観に来てくださった方々、
本当にどうもありがとうございました。
さらにさらに、意味のある音を鳴らせるように、
euphoira、がんばっていきます。
次回は11/19下北沢Queです。
ご都合よろしければ、
ぜひぜひ、足を運んでいただけましたらうれしいです。







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