HERE, NOT SOMEWHERE...Hiroyuki Morikawa

 

 

たとえそれが少数であったとしても - 2004年06月20日(日)

相当、苦労しながらも、
6/28にプレゼントする限定音源のmix作業が良い形になってきています。
いつもは、音楽の制作に対して、とことん神経質に凝りに凝る、
自分に嫌になることも多々あるのですが、
今回は、そんな自分をしっかりと受け止めるといいますか、
何だか、自分の中の新しい次のステップに突入した感じが少しあります。

先ほどは、この曲の一部分に必要なドラムのシンバル類のオーバーダビングを、
キノシタとしていました。

場所は、キノシタの大学のロッカー室(笑)。
ここは、天井が高くて、以外にも良い響きで音が鳴ってくれるのです。

それで、その帰り道、車にのりながら(最近立派に運転してるんです・笑)、
完成間近の音源を聴いていたら、いつまでも聴いていたくなって、
5分で帰れるところを、
30分位、ドライヴしていました。。

なんというか、今回の作品は、深みのある、味わい深い、雰囲気がしています。
例えば、ラジオなどで一瞬流れただけで、
パッと注目されるような作品ではないのですが、
じっくり聴くたびにどんどん、聴き手の方の心に響いていく感じかな?
今の世の中に、こうした音がどれだけ届くのだろう、
と少し不安になる時もあるけれど、
大多数の方々に、聴いていただくということよりも、
心にしっかりと響いてくれる聴き手の方がいてくれるということ、
たとえそれが少数であったとしても、
僕は、なによりうれしいのです。

さぁ、残り少しの作業、心を込めて仕上げます。


そうそう、もちろんライヴに向けての演奏準備も頑張っております。
6/28"silver lining"がホント楽しみだなぁ。
ただ、6/28を終えると、
抜け殻のようになってしまいそうな自分が少しだけ心配だったり…(笑)。








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