念願の音楽劇『三文オペラ』@シアターコクーンへ。たいして前の方でもないのにチケットは定額給付金と同じ額。高いですよねー。
三上博史主演で、ブレヒト&クルトヴァイルって言ったらもぉ観ない訳にいかないじゃんねー。三上博史は中学の頃かな?「禁じられたマリコ」っていうドラマで観て大ファンになりました。その後もトレンディドラマに出てて超売れっ子にもかかわらず、凡人には全く理解不能な変な音楽をやっていて(階段に逆さに寝そべってずっと目を開けたまま歌ってたのとか印象的すぎた)そういうマニアックなとこも含めて大好きでしたが、初めてKONTAを何かのTVで観た時に、最初顔が似てるってとこもちょっとあったんだと想うんだけど(その他諸々共通点は多数)、きっかけはそこだったなーってのを思い出しますと、ブレヒト&クルトヴァイルとかまでくると嬉しくなってしまう。KONTAがこれやってもまた違う感じになりそうで観てみたかったなぁ〜なんて妄想も。てか、超マニアックな演劇論とかで対談してほし〜私たちが全然理解できないやつ。
宮本亜門が演出だけど、歌詞とか全部三上が訳したりして本人もかなり入れこんだとのこと。それもあってか、やっぱり三上がすごく良かったー。舞台映えするというか存在感が圧倒的。ガハハハーって笑っても下品にならず、妖艶さも常にまとっている感じ。いいっすねー。バルバラソングや海賊ジェニーを歌うなっちもかわいかったけど、何といっても三上&トモロヲさんとのシーンが特にすばらしかった。大砲ソングが楽しくて楽しくて!あのシーンが一番好き。牢獄のメッキメッサー(三上)とブラウン(トモロヲ)のシーンにもドキドキ。あと、生演奏も入って、坂本弘道さんのチェロからは本日も火花が飛び散ってておりました。嬉しかった〜。
休憩を2回挟んで3時間弱の長丁場だったけど飽きずに楽しめました。もうちょっと安ければもう1回観たいなぁーと想いました。それにしても三上かっこよすぎ!
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