くりくり♪

2008年11月26日(水) カッテニイツマデモ。

東京フィルメックス始まってますねー。毎年面白いラインナップでかなり期待してるのだけど今年はいろいろあって全然チケットを取ってなくて今日が1本目。しかも朝起きてから思いついて当日券狙いでいってきました。1番観たかった『ヘアカット』というカザフスタンの映画はもう観ることができず残念。。。終わるまでに何とかあと何本かは観たいと思っておりますがどうなることやら。。。

て訳でアモスギタイ監督の『いつか分かるだろう』を。そもそも歴史的背景に疎いので映画を楽しむというよりは勉強している感じかなー。一般常識的なレベルの話も苦手だから上映前に脚本の方が予備知識的にお話してくださったことも右から左…。いろいろ詳しく知っていたらもっと面白がれるんだろうなぁ〜と自分の無知を再認識した次第ですが、決して無くすことのできない言い様のない喪失感っていうのは私の人生のテーマでもあるのでちょっと勝手に脱線しながらぼーっとぐるぐる想い巡らせながら。。。まぁ何はともあれジャンヌモローが凄いです。

夜はヒカシュー@池袋LIVE IN ROSAへ。対バンが4コも出るイベントでのゲスト出演ということだったのでギリギリまで行くかどうか迷ってたけど、ワンマン前にどうしても観たくていってきました。先週末から4日間のうちで3回もMASSAさんを観てることになるわ〜追っかけみたい(笑)
中に入ったらヒカシュ−以外に唯一観たかった、ありふらんぼの女の子とチェロの坂本弘道氏が演奏中。voがとても良くてお母さんの唄が印象的でした。あとお客さんを馬飛びの馬にして跳んだりしてて面白かったです。坂本さんの演奏っぷりが今日も凄かった〜ドリルとかはまだ免疫があったけど、まさかチェロの下の棒みたいなとこで火花を散らすとは!めちゃくちゃ飛び散ってて髪燃えてたりしてー(笑)てかこの時点ですでにスタート時間から1時間が経過。この後は個人的にあんまり興味のないバンドが続いて(毒舌は自粛)結局ヒカシュ−始まった時は22時過ぎててすでにぐったり。正直、今日失敗だったかなーなんて思ったりしたのも束の間、やっぱりヒカシュ−のライブは楽しすぎでした。ワンマンとは雰囲気が違くて、お客さんから巻上さんの歌や顔に瞬間的に反応があるのがものすごく新鮮な感じがして、お客さんもバンド側も相乗効果で盛り上がる感じがすっごく楽しくてずっと笑ってました。ほんと面白かった〜。ヒカシューって音だけじゃなくて、ビジュアルとかもすごく大事なバンドだなーって改めて。清水さんの超テクっぷりとかほんとすっごいもんっ!!!三田超人さんとかのあの感じとかもぅ説明不可能で最高に面白い。全員がものすごい個性をそれぞれに発揮してるのに何だかものすごくバンドっぽい感じなのって何でだろ?こういう感じってヒカシューだからこそな感じ。30年やってるけど全然飽きないんだよねーって、聞いてるだけで嬉しいいいことばですね〜何か幸せやっぱり今日も観れてほんと良かった。12月のワンマンがますます楽しみ〜☆

山本幸久「ある日、アヒルバス」を読み始め。面白くて電車の中では危険です。


 < 過去  INDEX  未来 >


くり [HOMEPAGE]