2008年03月22日(土) |
60分経てば、1時間が過ぎている。 |
鴎座『ダントンの死について』@神楽坂シアターイワト、2回目鑑賞。 20日から始まった公演の初日に続き2回目。本日のソワレの方を。全9回の公演のうち、1日2公演のは今日だけなのでどんな感じになるのかなーと思ってこの日を選んだ。初日はKONTAさんのあまりにもアレな感じ(笑)とか、鼠役の水無潤さんのエロすぎる存在感に圧倒されてたけど、今日はわりと落着いて観ることができた。そのせいか、今日は全体にまとまっていてとても良かったと思った。笛田宇一郎氏と武内靖彦氏の存在感が凄い。笛田氏の重厚な声、鋭い眼光、身体の動き一つとっても、その重みたるや!武内氏もじっと観察していると、そのひとつひとつの説得力が圧倒的。その分、エロ度は初日よりもあっさりしていたかもしれない。わたしには演劇的な、文学的な、コ難しいことはわからないけれど「わぁーい。お芝居を観たなー」っていう甘っちょろい感じじゃなくて、理屈抜きの感情が皮膚に入り込んで黙りこませてしまうというそんな感じのステージだと思った。素晴らしい。初日は初日の、中日には中日の素晴らしさがある。こんなに違うなら、毎日通いたい…そんな風に思わせる。観れなかった日がとても気になる。個人的にはあとは千秋楽。楽しみすぎる ?
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