石田衣良『愛がいない部屋』読了。 神楽坂の高層マンションを舞台にした10コの恋愛短篇集。 TVをあまり観ない私でも最近よく見かける程メディア露出が激しいので 前程石田さんにハマってはいないのだけど(読んでる時に書いた人の顔が 浮かぶのって結構冷めませんか?同じ理由で角田光代さんもそうなの…)
私の中で短編ってタイトルがとても大事!(小川洋子さんとか秀逸よね☆) この中のタイトルでは1コ目の『空を分ける』って言葉にに惹かれました。 読み終わるとちょっと哀しい意味にかわりましたけどね。でもなんか好き。 『ホームシアター』を読んでる時はちょうど下北沢のホームだったんだけど 迂闊にもうるうるキテしまい…。やさしくて不器用な親子愛って美しいっす。 『本がある部屋』はわからない人には不思議な愛人契約と映るかもだけど、 私的にはすごく「わかるぅ!」カンジ。逆バージョンがあったらちょっと 試してみたいかも〜みたいな。自分にとって「声」って凄く大事なものだし、 その声によって紡がれる「ことば」が力になることって大きい気がする。 声って騙せないし。その人の人間が丸ごと出てしまう気がする。個人的だし。
こんな短編は何度も繰り返し手にとって読みたくなります。
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