un capodoglio d'avorio
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2004年04月18日(日) G1皐月賞

3歳・定量・芝2000m・中山11R、
牡馬クラシック緒戦、GI皐月賞。
このレースは「もっとも速い馬が勝つ」と言われる。

どかの予想、軸はもちろんお気に入りのブラックタイド。
ブラウン管を通して見ても、ほれぼれするほどの馬体。
すらっと長い足に長い胴、黒鹿毛の馬体は毛づや最高。
お顔もハンサムで、流星もスッと縦に入って美しい。
今年のクラシック戦線で、もっとも見栄えのする、
「グッドルッキングホース賞」があれば、
間違いなく彼が最右翼だろう。
パドックでの歩様は、見とれるほどに優雅で力を感じさせる。
鞍上は、もちろん武豊。

そして地方出身や外厩制など、様々なタブーを乗り越えつつある、
「北の国から」の新星・コスモバルク。
現時点で実力ナンバーワンであるのは誰もが認めるところ。
30年前は、大井からやってきたハイセイコー。
15年前は、笠松からやってきたオグリキャップ。
そして今年、北海道からやってきたコスモバルク。
ドラマチックな物語の重たい歯車が、確実に回り始めている予感。
タイドの対抗とする。

それ以外に2歳牡馬チャンプのコスモサンビーム、
3歳最速のスピードスター・メイショウボーラーを押さえとする。

1枠のマイネルマクロスが前半58秒台での逃げ宣言をし、
ボーラーとからむというハイペースの展開が予想されていた。

ところが。

発走してみると、出負けしたマクロスはあっさり沈没。
ボーラーが自分の楽なペースですんなり逃げる。
予想外のスロー、すでに向こう正面で、タイドの目はつぶれていた。。。

せめてバルクだけでもと、どかは応援するも、
イタリアから来た鬼才ミルコ・デムーロ駆るダイワメジャーが、
好位からの抜けだしで、独走。
バルクは33秒台の驚異の末脚を繰り出して追いすがるも2着まで。
3着ボーラー、4着サンビーム。

どか期待のタイドはなんと16着に沈む。
・・・、久々にうちのめされるレースだった、
去年の毎日王冠以来か、げしょーん。

たしかに、追い込みオンリーのブラックタイドには、
もっとも不向きな最悪の展開だった。
ボーラー鞍上の祐一クンにものの見事につぶされたと言っていい。
でも、大外枠のバルクは、彼にとっても不向きの展開なのに、
すばらしく強いレースを見せた、「負けて強し」とはあの馬の姿だ。
それにひきかえ・・・。
いくらなんでも、16着は負けすぎだよ。

馬券的には、3連複が、2着3着4着の馬を当てていただけに、
10番人気のダイワメジャー、むかつくーというところだけど、
馬券はこのさい、どうでもいい。

あのパドックで見せた輝きがどこに行っちゃったのか、
ゆたかサーン、おしえてよー。。。


追記:桜花賞馬のダンスインザムードがなんと、
   ダービーに挑戦するかもらしい・・・。
   そうすると、ゆたかサンはムードに乗るだろう。
   そのとき、典弘サンはタイドに乗ってくれるだろうか?
   ああ、千々乱れる、この子猫のような小さな胸。。。


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