un capodoglio d'avorio
passatol'indicefuturo


2003年12月20日(土) 講演会&懇親会

この冬一番のえげつない寒波の襲来を受けたこの週末、
ホントなら部屋からすら出たくないのに、
家どころか、大阪を出て、雪降り積もる京都まで行かなくちゃなわけに。
来春からどかがお仕えするボス(O教授)が、ルーマニアから招聘した、
V・ストイキツァ先生の講演に出席するためね。


ストイキツァ先生の著書を読んで・・・というのは、
確か、この日記でもいつか書いた気がする。


   いま採用したばかりの「日記内検索機能」を使って探してみたら、
   やっぱり、書いてた書いてた・・・ごっつい便利やな、この機能

   2003年08月10日 スクーリング2日目


ニューアートヒストリーの分野において、
世界の第一人者である氏に会えるのは光栄至極なのだけれど・・・。
私に分かるのか、話がっ。


結果。

む、むずかしいよお・・・、o(__)o〜† パタッ
だってさだってさ、イタリア語なんだもん、おはなしさあ
(ってかストイキツァ氏、英独仏伊ルーマニア語全てがペラペラ、鬼だ)。
せめて、英語でーっと思いつつ、泣きそうなどか。
でも通訳のヒト、ちゃんといたからなー、言葉のせいにできない。
極めてクレバーで、知識量もハンパ無くて、
だから論の展開が縦横無尽に飛びつつ、
でも、ちゃんと具体的な作例に則っているから、
説得力もちゃんとありつつ。
どかが最も刺激を受けたのは、講演の内容よりもスタイルだったなあ。
学者とはかくあるべし、みたいな。


その後、懇親会。
どかがO教授ゼミの先輩方に会うのは、これがほぼ、初めて。
初めての面通し、ちょっと緊張。
でも、割とすぐ、馴染めた・・・のか?
みなさん、かなり変わっていて・・・いえいえ、興味深い方々で、
普通じゃないなーと思いつつ、でもめちゃくちゃアタマ良さげなヒト多し。
ちょっと、猿田彦氏を思い出すどか。
やっぱ、大学院って、そういう場なのか。
とんがらないとなー、いけないんだろーなー、
性格とかの話じゃなくてー、にんげんのカタチ的にー。
などと、ひとりごちる間も与えられぬまま、
あいさつを続けてお酌をしてされて、けっこう、くたびれ系。
一番びっくりしたのは、今年このゼミで合格したのが、
いまのところ、どかひとりだったということ、ひえ〜。
ガ、ガラにもなく重圧を感じるわ、それわ。


帰りの京阪電車の特急。
飲み過ぎで頭いたいよーとうなだれたり、
窓の外の吹雪を観ながら、少し弱気になっちゃったり。


ううん、だめだめ、だって男の子だもん。


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