un capodoglio d'avorio
この冬一番のえげつない寒波の襲来を受けたこの週末、 ホントなら部屋からすら出たくないのに、 家どころか、大阪を出て、雪降り積もる京都まで行かなくちゃなわけに。 来春からどかがお仕えするボス(O教授)が、ルーマニアから招聘した、 V・ストイキツァ先生の講演に出席するためね。
ストイキツァ先生の著書を読んで・・・というのは、 確か、この日記でもいつか書いた気がする。
いま採用したばかりの「日記内検索機能」を使って探してみたら、 やっぱり、書いてた書いてた・・・ごっつい便利やな、この機能
2003年08月10日 スクーリング2日目
ニューアートヒストリーの分野において、 世界の第一人者である氏に会えるのは光栄至極なのだけれど・・・。 私に分かるのか、話がっ。
結果。
む、むずかしいよお・・・、o(__)o〜† パタッ だってさだってさ、イタリア語なんだもん、おはなしさあ (ってかストイキツァ氏、英独仏伊ルーマニア語全てがペラペラ、鬼だ)。 せめて、英語でーっと思いつつ、泣きそうなどか。 でも通訳のヒト、ちゃんといたからなー、言葉のせいにできない。 極めてクレバーで、知識量もハンパ無くて、 だから論の展開が縦横無尽に飛びつつ、 でも、ちゃんと具体的な作例に則っているから、 説得力もちゃんとありつつ。 どかが最も刺激を受けたのは、講演の内容よりもスタイルだったなあ。 学者とはかくあるべし、みたいな。
その後、懇親会。 どかがO教授ゼミの先輩方に会うのは、これがほぼ、初めて。 初めての面通し、ちょっと緊張。 でも、割とすぐ、馴染めた・・・のか? みなさん、かなり変わっていて・・・いえいえ、興味深い方々で、 普通じゃないなーと思いつつ、でもめちゃくちゃアタマ良さげなヒト多し。 ちょっと、猿田彦氏を思い出すどか。 やっぱ、大学院って、そういう場なのか。 とんがらないとなー、いけないんだろーなー、 性格とかの話じゃなくてー、にんげんのカタチ的にー。 などと、ひとりごちる間も与えられぬまま、 あいさつを続けてお酌をしてされて、けっこう、くたびれ系。 一番びっくりしたのは、今年このゼミで合格したのが、 いまのところ、どかひとりだったということ、ひえ〜。 ガ、ガラにもなく重圧を感じるわ、それわ。
帰りの京阪電車の特急。 飲み過ぎで頭いたいよーとうなだれたり、 窓の外の吹雪を観ながら、少し弱気になっちゃったり。
ううん、だめだめ、だって男の子だもん。
|