un capodoglio d'avorio
passatol'indicefuturo


2003年08月14日(木) スクーリング3〜5日目

奇跡的に朝、起き続ける、健気な「真性宵っ張り」どか。
しかし、ちょっと(っつうかかなり)、
どかを落としてくれた事件@町田の丘、勃発。

4日目・・・かな?
英訳と講評の課題レポートを提出できたけど、
前日は睡眠2時間でふらふらふらどか。
授業終わって、はあやれやれって、
リュックにノートなおしてたら、
女の子がひとり近づいてきて・・・

「あの・・・人違いだったらごめんなさい、
 ICUの方・・・ですよね?」

って。


どかぽん え、ええ、はい。そうです・・・あの、あなたも?

Kサン  ああ、やっぱり!そうです、私も ICUです。

どかぽん えーっと・・・、どちらで・・・?

Kサン  あのー、ヒューズ先生について卒論、書かれませんでしたか?

どかぽん ああ、はいはい。じゃああなたも、ヒューズについたんですか?

Kサン  そうです!さっきどこかで見かけたヒトだなーって思ったんですよー。

どかぽん ああああ、す、すいません・・・(以下略)



最低だわ、わたし。
相手はどかのこと、覚えててくれたのに、私、全然覚えてなかった
(いま、振り替えてみると、おぼろげながら思い出せ・・・る?)。
でもでもでも、実は、本当にショックで落ち込んだのはそんなことじゃなく・・・
実はね、日記では書かなかったけど5月の関西学院大学で開催された、
美術史学会全国大会に参加したときのこと。
この学会のメインイベントであった「絵画修復」についてのシンポジウム、
それが終わって「やれやれ」と、リュックに筆記用具をなおしていると、
女の子がひとり近づいてきて、

「あの・・・ICU出身の方、ですよ、ね?」

って。


どかぽん え、ええ、はい。そうです・・・あの・・・

Mサン  ああ、やっぱり!



・・・そうなのだ。
要するに、まったく、まったくおんなじ展開が、
向こうが覚えていて、どかが覚えていない「感動的な」再会が、
あいだ3ヶ月をおいて繰り返されちゃったのだわ、どかったら。
やっぱりなー、どかったら、そーんなに、
「イイオトコ」だったのかしらん、てへ♪
目立って目立って、仕方なかったのか知らん、でへ♪
Mサンとの会話のその後・・・、


どかぽん ・・・ああ、ヒューズについてたんですね、そっかあ。
     それにしても、すいません、あなたのこと、覚えてへんくて・・・

Mサン  いいえー、全然。あの、何だか、目立ってましたよね、○○サン。

どかぽん は?

Mサン  ほら、なんだか背が高くてすらっとしてて、眼とか何だか静かに光ってて、
     口元とかはなんだかすずやかでいつも周りにそよ風が吹いてそうで、
     授業ではいつも眠そうにしてたけど当てられたら凛々しく答えて、
     あんまし喋らないけど、存在感があって、
     その存在感は「枯れた高倉健」的じゃなくて、
     もっと生き生きした、ほら「ジョニーデップ」的で、
     きっと、お似合いなのは、宮崎あおいチャンみたいなカワイイ娘かなって。



という会話が関学の大教室の一角で、どかとMサンとの間でスムーズに交わされ、
どかの20世紀最後の学部時代の瑞々しい姿が、図らずも21世紀によみがえり、
そして気づくとどかの隣には、ああ、うるわしのあおいたんが、
スッと立っていて、こちらをみて微笑んでいたりするという展開に、
どかとしてはなるだろうと確信を持っていたのだけれど、
何故か、現実はそうではなく、
単に「背が高くてなんか、独特な感じ」だったのだそうな、ちぇ。
みょーに目立ってたんだって、むー。

それってさあ、「イイオトコ」でなく目立つのってさあ、
やっぱ、どかったら、変なのかしら。
ええ!そんなに変なんかいっ!わいの顔わぁっ (>_<)!!
・・・はぁはぁ、思わず熱くなったぜ。
ってか、へこんだ。
卒業して5年目、地方各地で、まったく同じ展開を経験すると、
やはり、何かしらの説得力が、そこにはあるよねえ。
どかって、ヘンなんかなあ、学部時代って、
少なくとも授業中とか、お勉強方面では、
普通にオトナしい、優等生を目指しつつ到達できない、
普通の「かわいらしい」男の子でいたつもりだったんだけどな
(というか↑が既にヘンであることに、気づけよわたし)。

まあ、そんな感じでしゅ。

人生、楽しいよ、うん、すごい偶然だ。

・・・はあ (-_-;)


どか |mailhomepage

My追加