un capodoglio d'avorio
2002年09月17日(火) |
津田雅美「カレカノ(14)」 |
岩手行きの前に既に購入済だったのだが、 何故だかすぐ読む気になれず、でも今日、読む。
んー、こう話を転がすのかあ、津田さんは。 ちょっと、期待とは違ったなあ。 「ありそうでなかなか無かった」設定のゆきのんストーリーと比べると、 「なさそうで結構あるよね」的なありまストーリーという感じ。 ありまくんの産みの親のキャラがきちんと定まってないからかな。 相手役の母親の印象がぼやけてしまっているので、 せっかくせっせと積み上げてきたありまくんの心の深い闇が、 あっという間に明るくふやけてしまった印象、もったいなし。
でーもー。 あさぴん。 かっこいいのぉ。 「大人のつきあい」とか言っちゃってえ、もー。 あさぴんストーリーはまだやってないから、そのうちやるんだろけど、 もう、そっちが気になったり。
でもでも、この巻のラスト、ありまくんを救出に向かう決意をした ゆきのんはとても清々しく、びっとしてるのはおぉ。 って思った。
やっぱり一度緩んでしまったテンションをあげていくのはごっつい大変なのか。 かなりトーンダウンしてきた14巻だけど、次はゆきのんが頑張るかも知れない。
よし買う、15巻。
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