ねろえび日記
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2008年05月17日(土)  あんなに優しかったゴーレム ヨーロッパ企画

祝初ヨーロッパ企画。
以前、WOWOWで偶然観た映画の「サマータイムマシン・ブルース」の面白さからヨーロッパ企画に興味を持ち、その後本家舞台版も放送されるも録画失敗(泣)、いっそナマで観ようと機会を待っておりました。

中之島演劇祭ではなく、京都公演に行ってきた(そのほうが近いし)
会場が京都府立文化芸術会館で懐かしかった。さ、30年近くぶり?
高校生から大学生の頃、ここで古い日本の名作映画を観たり(今ではまず観ないような高尚なヤツ)、桂枝雀の落語を聴いたりした。


席は、後半列(といっても11列目)のどセンター。

や〜、面白いお芝居だった。
演技も自然な雰囲気で好印象。
興味があるわりにはほとんど調べたりしなかったので、予備知識皆無の状態で観たんだけど、全然オッケーというか、それはそれでよかったみたい。

清潔感のあるセンスがいいお芝居&劇団という印象。
エログロおふざけがない。
この前のリリパが全く意味不明の唐突でしつこい下ネタがあって、わかぎゑふって興味深い視点で面白いホンを書くのにこういうところはセンスわるっと思ったもんだ。話、逸れた。

今回のお話は、テーマが壮大なとこに行きそうで行かずにこぢんまりと可愛かったり、ブラックになりそうなようで素朴だったり。
なんというか、ダレることなく面白くお芝居に没頭しつつ、頭の片隅でちらっと、よく出来た脚本だなあと感心させられる、みたいな。

すっかり作・演出の上田 誠サンを含めてヨーロッパ企画が気に入りました。

無駄に長いお芝居(最近まま遭遇する気がする) がキライな自分としては、上演時間1時間35分はうれしいような、反面不安もあったのだが(物足りなくないか)、実際観たら、短すぎず長すぎず大変よろしい。

それにつけても、名前は出さんが、長い、高い、つまらないという三重苦の、時間とお金の無駄使い的なお芝居を思い出したわい。
無駄に長いのは脚本家と演出家の頭が悪いのかと思う。

お金の事はハッキリ言わしてもらうと(お金は大事だよ〜)
きょうび映画でも1,800円するのに、2,900円ぽっきりでこの満足感。
1万円以上もするくそ舞台もあるというのに、その点でも素晴らしい。


ゴージャスな舞台も好きだけど、これも好き。
というか、よく出来た作品なら、色んな意味での大小は関係なしだな。


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