ねろえび日記
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2008年03月28日(金)  恐れを知らぬ川上音二郎一座

作・演出:三谷幸喜
出演:ユースケ・サンタマリア、常盤貴子、戸田恵子、堺 雅人、堺 正章、
   浅野和之、今井朋彦、堀内敬子、阿南健治、小林 隆、新納慎也、
   小原雅人、瀬戸カトリーヌ
2007年12月13日、東京 シアタークリエ
WOWOWにて放送
 

えーと、まあ面白かったです。

ほとんど実話の話なんですよね、音二郎&貞奴らの一座がアメリカに行って、ボストンで見た「ベニスの商人」を日本版に翻案して一晩で作り上げて上演してしまうというドタバタ。


音二郎役のユースケ・サンタマリアは嫌いではないけれど、貞奴役の常盤貴子とともに、演技は上手いとは言い難い。二人、主役なのに。
でも、脇をこれでもかこれでもかというくらい上手い人たちで固めてたから、ま、いいんじゃないかと。

それと、最後のインタビューで、三谷幸喜が、商業演劇とは?という話で、この芝居は、お客さんはユースケ・サンタマリアや常盤貴子を見に来ている、「コンフィダント」は生瀬ではなく生瀬が演じているゴッホを見に来ていた、という説明をしていて、半分納得半分そおかあ〜?と懐疑的になったのだが、う〜ん、それなら、主役二人のあの演技でもまあ許せるかなと思ってしまった。

あと、キャラクターの問題として、音二郎が皆がついてくるほど魅力的な人物には見えなかったし、貞奴はイイコちゃんすぎてちょっと気持ち悪かった。


芝居の構成としても、3時間余りは長過ぎるし、冒頭の安っぽい寸劇(堺正章の講釈つき)は、音二郎の背景説明なんだろうけど、飽きてしまった。前半はどうもだらだらしてて、はよ劇中劇に行けと思わせてしまうのね。


与之助役の堺正章は芸達者なのは充分認めるけど、ちょっとやり過ぎというか浮いてる気もした。でも、この人がいなかったら回らなかっただろうなと思わせる。


とまあ、文句たらたらですが、楽しめたのは楽しめましたよ。観終わって、残るものは何もなかったけど、きっとそういう種類のお芝居だと思うし。


女形の蔵人役の浅野和之さん、最高! もともと好きな役者さんなのだけど、カッコイイだけじゃなくて、こんなミョーな役も上手いんだ。

一座のマネージャー(?)助川役の戸田恵子はやはり安定してて上手いし、座付作家の伊達役の堺雅人は、喜怒哀楽困を笑顔だけで表現してて、可愛らしかったのだ。

堀内敬子の津軽弁の巧みさや見た目の可愛らしさ(この人いくつだ?)を楽しみ、瀬戸カトリーヌ嬢や消臭プラグの上様(今井朋彦)も面白かったし、阿南健治の身の軽さに感心しました。


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