ねろえび日記
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| 2007年02月18日(日) |
スウィーニー・トッド |
自分は、ミュージカルおよび翻訳物(特に時代物)が苦手だ。 なのに、ふと興味が湧いて行ってきました「スウィーニー・トッド」
話が、猟奇的でグロでブラックで、面白そうだったから。 大竹しのぶが出るから。 武田くんの舞台を一度観たかったから。 こんな感じかな。
シアターBRAVA! 2階6列目センター。一応S席なのだが。 ま、傾斜も充分だしセンターだし、しかも舞台のセットが2階建てになっていて通常より高い位置で芝居をすることが多かったため、けっこう見やすかったとは思う。 そ、セットが、可動式で、二階建てやダストシュート(?)やくるりと回る装置など機能的にも面白かったし、美術面では陰気くさい18世紀末のロンドンの雰囲気が出ていたと思う。って、知らんけど。
で、感想メモ。
開始数分は、げ、やっぱミュージカルだ、どーしよ、朗々と歌ってるよコレ、と早くも若干後悔の念が。 大竹しのぶが出てからは大丈夫でした。ホッ。
途中何回も眠たくなった(つまりダレてるってことかな)けど、おおむね面白かった。ただ、もの凄くイイとは思えなくて、よって、スタンディングオベーションをするまでには至らなかった。惜しい。 後味もなんだかなんだかな〜だったのよ。 楽曲はなかなか面白い曲が多かった気がする。
カテコがものすごくしつこくて(コラコラ。まあ、市村、大竹、武田の投げCHUスリーショットは自分的にちょーカワイイ!と興奮したものだが)、後で気がついたけど大阪最終公演だったのね。
人を殺しまくりの悪〜い男が主人公なピカレスク物という意味では、最近観た「朧の森に棲む鬼」を思い出させた、最後に破滅もするし。あ、「朧……」の感想、書いてないや、ま、いいや。
観たいとは思っていたがそれほど期待はしてなかった武田くんが、あらま、よかった。 それこそキンタのような頭の弱いコの役で、このトバイアス(トビー)の造形も武田くんの演技も好きだ。可愛かったよ、健気で可憐。 キンタの体育座りと双璧か、腰掛けた大竹しのぶの膝に頭をもたせかけるポーズ。 頭は弱いけど、ボスのいうことは素直にかたくなに聞く、やさしくしてくれた人を好きになる、好きになった人は守りたい、そして裏切られる、と。 歌も、ひやっとした時もあったけど、ほぼ良好。クセがない歌声で好感が持てた。 ミセス・ラヴェット(大竹しのぶ)とのシーンのナンバー「僕がついてる」では、ちょっとホロリとしかけた。 武田トビーの出番だけならもう一度観たいと思わせる。
大竹しのぶはやはりとてもよかった。出てきてホッとしたもん。チャーミングだし、引きつける力がある。毒婦なんだけど、とぼけたところや可愛さがある。
ソニンちゃんは歌声キレイ。体はぶ厚い。遠目にもデカッ(背は低い)と思った。 「ハケンの品格」に出てる男の子も出てました。城田 優くん。お若いのになかなか堂々とした芝居っぷりだった。 キムラ緑子、スリーアミーゴスの1人(斎藤 暁)も出てました。 市村正親サンはやっぱり凄い、のだろうな。
で、パンフレットによると、ジョニー・デップ主演、ティム・バートン監督で映画版があるそうな。うひょ、楽しみ。 ジョニデが主役のトッドなのだが、10年前ならトバイアス役を選んだはずと言われるような役です>トバイアス。
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