ねろえび日記
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2006年07月25日(火)  パイレーツ・オブ・カリビアン2/「夏模様」

パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト
監督:ゴア・ヴァービンスキー
脚本:テッド・エリオット&テリー・ロッシオ
出演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ 他
2006 アメリカ


「パイレーツ・オブ・カリビアン」つまりパート1は、WOWOWでの録画を数日前観ておいた。時々寝そうになったが、まあまあ面白かったし、この映画におけるジョニー・デップのポジションもだいたい把握できた(めちゃくちゃカッコイイわけでなくお茶目で胡散臭いポジ)のでパート2で過剰な期待をしなくてすんだ。

さて、「デッドマンズ・チェスト」
長い、長いよ。この内容で2時間半は長すぎる。
さすがに映画館では眠くなることはなかったが、それでも長いな〜と感じてしまう。

話自体は大したモンではないですよ。

アクションがミモノ、上質のコントかと。
丸焼きにされる酋長(?)と、同時進行のボーン・ケイジの逃亡脱出シーンが秀逸だった。
それから、“大人な”3人の殺陣と水車アクション。

あと、特撮(と言いたくなる、特撮)ね。
「南海の大決闘」(観たことないけど)みたいな、大蛸クラーケンに襲われる海賊船。いや〜、無条件で興奮するわ〜。蛸の質感が、リヤル。テレビのインタビューでレポーターがジョニー・デップに「タコは食べられますか?」とわざわざ尋ねたことが納得できる。

その蛸を操るデイヴィ・ジョーンズをはじめアルチンボルトの絵(「水」とか)みたいなクリーチャーがわんさか。

一発目に噴いたのは、ベケット卿に「ジャック・スパロウ」と呼び捨てにされた時、ウィルとエリザベスが同時に「キャプテン!」と叫んだところ(敬称が要るんです、キャプテン・ジャック・スパロウ)
だが、その後台詞や間でくすっと笑わせてくれるシーンは期待してたほど多くはなかった。

ジャックの登場は、海に流された棺桶をぶち破ってピストルを手にした腕が伸びるシーン。わくわくさせられる。
オモチャみたいな動きが楽しい、大変なアクションをこなしているのにも関わらず。あ、そういう意味ではちょっとキートンっぽいな。
男臭いくせに時としてふとした仕草や感嘆詞にウィリー・ウォンカの香りが漂う。
たぶん(たぶん?)凄くカッコよくてセクシーなはずなのに何故か笑える。

男勝りのエリザベスがカッコよかったですよ。剣さばきとかアクションが水野美紀ちゃんみたい。


う〜ん、なんだろ〜、結局よくも悪くもディズニー映画だな、と。
そして、自分はジャック・スパロウよりもウォンカさんのほうが好きだということがわかりました。
素のジョニー・デップも素敵(@小学生インタビュー「学校へ行こう!MAX」)


しゅ〜へ〜は今からパート3を楽しみにしている。
3はアジアが舞台でチョウ・ユンファが出演。
無論私も行くさ。




「夏模様」CD
限定盤、通常盤、両方買いました。
早速、一聴。
う〜ん、KinKiのCDを聴いてこんなに困ったのは初めてだ。
歌は凄く上手いです。上手い。
写真写りも悪くないです(剛さんがちゃんとしているという意味)
何回も聴いていると馴染んできて好きになるかもしれないが、何回も聴く気にさせてくれない。
そして、一縷の望みを託したc/wだが、どれもこれも「夏模様」まだしも、だった。


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