ねろえび日記
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2006年05月11日(木)  ほんじゃに!/海猿 LIMIT OF LOVE

ほんじゃに!
ペットの写真を撮ろうてことで、犬猫メン同士でじゃれあうじゃれあう。犬も猫も可愛いがはしゃぐメンバーも負けず劣らず可愛く、可愛さてんこ盛りの回でした。
ただ、すばるはエクステじゃないし(エクステジャンキーな自分)、内容的にもあまり突っ込むところもなし。
横山さん撮影の犬くん2ショットがオシャレでセンスよかったなー。「ほんじゃに!」サイトでダウンロードしました。




さてさて、今日明日としゅ〜へ〜が修学旅行でございますよ。こんな時には出かけなければ勿体ないとばかり映画を観に行ってきました。でも、1本観てデパ地下で食材買って帰宅はフツーにいつもの下校に間に合う時間でした。日記書かなきゃとか思うからなんだよな〜。日記なんか放っといてもっと遊んでくりゃいいのに。


海猿 LIMIT OF LOVE
2006年 日本
製作総指揮:亀山千広
監督:羽住英一郎
脚本:福田 靖
出演:伊藤英明/加藤あい/佐藤隆太/大塚寧々/吹越満 他

紹介:鹿児島沖で大型フェリーが座礁、沈没の危機が迫る中、船内に取り残された仙崎(伊藤)、バディの吉岡(佐藤)、乗客の海老原(吹越)、売店販売員の妊婦本間(大塚)、彼らの運命は、仙崎と環菜の愛の行方は……みたいなことか。


海猿シリーズのファンでも主演の人たちのファンでもない、単なる吹越満ヲタの私だが、映画はそれなりに楽しめましたぞ。絵的にも迫力あったし。

火責め水責め爆発爆発。ハラハラドキドキ。ちょっとクスリ(個人的にウケてしまったシーンはククククク……)
こんな感じ。

フェリーは1万1245トン、9階立てのビルに相当、乗員乗客620名、積載車両195台……と大規模なのだが、とっとと大部分の乗客を避難させて危機的状況に陥るのが4人に搾った点が話が散漫にならず緊迫感があってよかったと思う。
その4人が悲惨な状況の中でも結構笑えるいい味出してたシーンもあるし。いい感じだった。

一難去ってまた一難と、いくつかの山場は上手く作ってあったけど、肝心の最後の危機が、船が沈んだのに都合よく避難できててそれを簡単に見つけてもらったのはちょっと興ざめで残念。それまでは丁寧でよかったのに最後を急いだ印象が拭えない。ま、時間もないし、4人が助かるのはシリーズの最終章として初めから予想できたからしょーがないか。

素朴な疑問なんですけど、船が傾いているのに梯子を登って行くファンネルスペースは垂直に見えたんだが、いいのか?
あと、あの状態で携帯が通じるモンなのか?とか。ていうか、あんなに携帯置いて行くか?
環菜は婚約者だからといって一般人なのに事故対策本部の中にいてていいのか? 仙崎からの着信を知らせに行ったついでにそのまま居座ってでOKなのか?

あとさ、映画はハッピーエンドだけど、仙崎と環菜にとってはこれがゴールじゃないよね。仙崎が悩んでいたこと(救助できなかった命がある)はこれからも付きまとうことだし、環菜の不安も同様だし。
ま、そんなことを気にしてはいけないのかな。


佐藤隆太くんは「ローレライ」の時も船内で閉じ込められて水責めだったな。今度は助かってよかったね。

9係の主任とその彼女も出ていた。もち、青柳刑事も。



んじゃ、吹越満氏の話に行きますわよ。
フキコシはいかにもフキコシだった。小物感を漂わせつつ軽やかで。
で、何故背負われいるか理由が判明。足を負傷したからなのだった。どこまで足手纏いなんだよ。そもそもコイツが速やかに避難せずに勝手な行動を取ったからこんなことになったんだった。

登場時はイカレポンチ、うひょ〜、絵に描いたようにヤな奴です。ライン入りのパンツってどーよ。
途中からいい人になる。
献身的な救難隊員たちの言動にモロ影響を受けて己も犠牲的精神を発揮し仙崎に「オレを捨てていけ」とか口走る。が、フキコシのことだから「捨てられない」とわかってる上で言ってた気もする。 だって話の流れだと救難隊員は絶対見捨てないてわかりきってるもん。

赤いフェラーリはお釈迦か。保険下りるのかなー。

モエるようなシーンはなかったけど、声や喋り方は好きだし(あはは、わたわたしてるぅ〜)出番的にも充分だった。
が、なんせ濡れ濡れフッキー。ほとんど水の中。最初の登場シーンこそ乾いていたが、それも薄暗くて(車両デッキ)よく見えない。
だって、パンフレットには濡れてない写真があって(唯一無二)それが激しくハンサムなのよ、前髪もヘンじゃないし。“原形”はこんなにカッコイイ造形なんだー。

「水という人間があらがいようもないものを前にすると、余分な芝居は出していられない。」(吹越談)
小芝居できなかったんだー。笑。
なのに、同様の状況で駄々をこねるフキコシの浮具を奪うという傑作なアドリブをかました大塚寧々さまは大人物かもしれない。


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