ねろえび日記
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2006年04月16日(日)  ENDLICHERI☆ENDLICHERI LIVE The Rainbow Star

今日の分も遡って穴埋め。


15日16日にThe Endli. Water Tankに行ってきました。

この遠征中、自分と友だちは剛さんのことを「シロー」と呼んでいた。
劇団☆新感線のロックミュージカル「SHIROH」に出てくる天草のシローに由来している。その歌声で人の心を操ることができる不思議な力を宿した「神の声を持つ男」シロー、中川晃教くんが圧倒的な歌唱力で演じていたのね。


ライブはよかったなー、楽しかった。
ごくシンプルながら、それが心地よい。
両日とも剛さんの表情は全くわからない席(C2ブロック5列9番、D2ブロック6列11番)だったけど、歌声が聴ければ無問題。演奏が聴ければ無問題。


以下は、思い出すままに覚え書メモ。

15日は「故意」を歌って、衣装は紫ラメラメスーツ→オレンジタンク、16日は「16」(イントロのピアノとコーラスが大好き)を歌ってジャージ→Tシャツだったから、一通り見聴きできて遠征者にはありがたかったです。


全編通して照明や映像がとても綺麗。効果的でセンスがいいなあと感心した。色使いも何色も多様しているけど使いこなしてるし。“赤と青”からはうんと進歩したし“海”と比べても随分洗練されてましたな、“水槽”は。
特に印象的 だったのは「ENDLICHERI☆ENDLICHERI」の時スクリーンに映る映像、「濡れ鼠」の剛さんだけを照らす無色のスポット照明など。
ただ、「ソメイヨシノ」の桜はモロ実写で世界文化フォト(旧名)で調達してきたみたいだった。もうちょっと捻って欲しかったかも。花びらが散る映像とか抽象的に消化した感じで。


初っ端、スクリーン越しに見える右手を上げる剛さんに倣い高々と手を上げている観客たちに若干ひきました。始まる前からコレか(ま、リピーターにとっては当然の反応なんだろうけど)
が、すぐに感化されましたよ、取り込まれましたよ。しっかりコール&レスポンスに参加してる自分。
「Chance Comes Knocking.」で♪Higher〜 Higher〜 Higher〜〜のフリをやるのが楽しくなってたし、「これだけの日をを跨いで来たのだから」の♪na〜naは思いっきしna〜na! 何かの集会かよとツッコミつつ。
あ、♪Higher〜 Higher〜 Higher〜〜はタッキー&翼で「Venus」レッスンを受けたのが役に立ちました。片手を上げる時は反対の手は釣られて中途半端に上げがちだけど腰にステイ、逆も同じくさっと下ろす。そうするとキレイ。

翌日は客電落ちたらすっくと立ち上がって天を指しておりました、はい。


せんせと剛さんとのギターセッションは何故かサムライのイメージ。


15日に新曲「The Rainbow Star」初披露。
その場にいられたことは下世話な言い方をすれば得したってことになるのかしらん。確かに客席は湧いたけど、自分はその価値がよくわからんかった。曲の印象がビミョ〜だったから。な〜んかアルバム曲のメロディやアレンジに似ていてぼやけた感じの曲に思えたのね。
それは、ひとつに、まだ歌い込みが浅いからかもしれない。「ソメイヨシノ」の歌唱の進化を考えると剛さんにとってライブで歌い込むということがいかに重要かよくわかる。
もうひとつは、これが当初の予定通り第一弾シングルだったら、つまり「Coward」の前に聞いていたら、明るく華やかで新鮮なイイ感じの曲に聴こえたかもしれない。よく聞き取れなかったけど歌詞も面白そうだったし。「1人では何もできないと思いがちがち」(正確ではありません)とか。


トークについては、う〜ん。
初めて聞いたくせに「またかよ」と思ったのはごめん。それは反省します。
でも、やっぱりくどい。
確かにいいことを言ってるし、マジメな人に茶々を入れるのは申し訳ない気になるから、おとなしく聞いてた。とっとと着席したけど。何かの集会みたいでちょっと居心地悪かった。

その歌声の持ち主ならば、シローならば、語らないほうが伝わることもあるのに。
それが「芸術」だよ。
でも、あのクドいトークがなくなったら剛さんじゃなくなる気もするし、あんなに凄い歌声でカッコイイライブをするのに、あのトークをしてしまう男が愛おしいのかもしれない。

真面目トークの時だけでなく思った、剛さんのファンはやさしいなあ、こんなに笑ってあげてる(自分もファンやろが)

あと、それ以前(=ENDLICHERI☆ENDLICHERI以前、KinKi Kidsのことか)が芸術じゃなかったとは言いませんが、という意味の物言いにべっくら。ENDLICHERI☆ENDLICHERIは当然「芸術」でKinKi Kidsも「芸術」なんだ。剛さんの「芸術」の解釈は自分とは大きな隔たりがある気がする。


Sankakuくんは可愛いしとぼけた味も面白いけど何言ってんだかわからんのが難点。
あと、観客参加が3組は多すぎる、しつこい。まあ、ファンサービスなのかな、それと剛さんの休憩時間か?


ダメ出しに代えて、私の思う理想のライブを書いておく。
とにかくダーッと歌いまくる。
Sankakuくんの紹介時に剛さんによる主にメンバーのことを話題としたトークをプラス、MCはこれだけ。
歌い終わったら「さいならっ!」と言ってバンドメンとともに颯爽と去って行く。これで2時間。
いや、骨子はほとんど現状のライブなんですけどね。トークと客席いじりの部分だけ変わったらどーなるかなーと。


ロビーで流れるENDLICHERI☆ENDLICHERIの一連のメイキングっぽい映像が素敵。


グッズはブックレットとタブレットケースを購入、他には欲しいものがなかった。
ブックレットは、開いてみたら「えぇ〜、こんだけぇ?!」
でも、使ってる写真は凄くいい。内容はどっかで見聞きしたものが多いけど、最近は一言でも目新しく自分の心に残る言葉が載っていればOKとしている。で、OKだったよ。ただ、皮袋はどうすりゃいいのさ。
タブレットケースは購入してすぐに使い出した。皮臭いのが珠に瑕。


パンとTea Shot買いました。一応記念にと軽い気持ちで並んだのだが、それがのちのち自分の命を救ってくれることになるとは、誰が想像しようか(って大袈裟だよ)
つまり、帰り新横浜駅でも新幹線の車内販売でもお弁当がことごとく売り切れだったのだ。で、心底ありがたくパンと紅茶をいただきました。「ケリー、ありがとう、いただきます」「ケリー、御馳走様でした」 記念の品というよりモロに食料でした。ちなみに種類は焼きカレー・チーズクリーム・スコーン(プレーン)


バースデースタンプ押印は土日にはないのだけど、横浜のお知り合いが押しておいてくれました。うわ、ありがたい。
しかも、押印台紙(っていうのか)はうんと可愛い工夫がしてあった。


観覧車に乗った。別に剛さんが乗ってたからってわけじゃなくて単なる時間潰しだけど。みなとみらい近辺が一望できてそれなりによかった。うろうろ迷う前に(前日に)乗っておけばもっとよかった。って、到着して即観覧車に乗りに行かないよね、普通。


横浜美術館にも行った。イサムノグチ展の気分じゃないのでミュージアムショップだけ覗いた、センスよくて楽しかった。ええ塩梅に私のツボを押しまくりのグッズてんこ盛りでした(でも買うのは我慢した)


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