ねろえび日記
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| 2006年04月11日(火) |
吹越満 ライブ・イン・フランス 腹切りカフェ |
裸の少年SP(渋谷&安田がキムキムにいやんと一緒に御馳走を食べる) ほんじゃに!(丼ワールドカップ) 2番組まとめて見た。 料理が美味しそう。そんな感想しか浮かばないよ〜。
吹越満 ライブ・イン・フランス 腹切りカフェ 1992年 VHS 役者な吹越満もいいけれど、WAHAHA本舗時代はあまり興味が湧かないけれど(ワハハ自体がちょっと……)、フキコシ・ソロ・アクトが見たくて唯一映像化されている本作を入手した。 14年も前の作品なんだけどさ〜。 と思っていたら、衝撃! その1、今見ても充分面白い。ビデオの作りも凝っている。 その2、27歳のフキコシと41歳のフキコシがほとんど変わらないように見える。体型とか顔だちとか。もともと色が白くて華奢で(でも鍛えられた身体)27歳時でも少年のようですが。バ、バケモン?
内容は説明するのが難しいのだけど、フキコシが肉体を駆使して表現するお笑いのネタモノ。下ネタが多いものの何だかシュールでナンセンスで洗練された雰囲気あり。 なんとなく予想はしていたが、動ける人なのね。動作が滑らかで軽やかで美しい。マイム風。レベル高し。身体もキレイ。表情筋も発達してます。 口だけでなく肉体全てを使っての擬音も巧みでした。
あ、1つだけフランス語を流暢に操るネタがあった。妙にカッコイイ。そして面白い。つか、フランス語だから余計笑えるのだな。「世界一のせんずり男」って作品なんですけど(汗) ご本人の声と落書きによる解説(=ツッコミ)もナイスだし、カワイイ人だと伝わってくる。
他には、顔の周囲に白い紙を装着してマジックで絵を描いたりハサミで切ったりする「白から始まる物語」(代表作らしい)とか、鼓動を打つ枕とのやりとり「枕」とか、ブラックな「自殺音楽会」が好き。エロティックかつ滑稽な「性器の場所」は男と女の2役が見事だった。
「ロボコップ演芸」なるものが有名らしいんだけど(昔テレビでもやっていた模様。ぎーがしゃん)、自分としてはそれ以外のネタのほうがオサレで好みだな。ロボコップ笠智衆は笑ったけど。 話は逸れるが、元ネタの映画の「ロボコップ」は好き。ロードショーで見た。ナンシー・アレン、素敵。2も見た気がする。 いずれにせよ、古い話題だ……。
アイディア自体はゆっる〜くてアホらしいが、表現は緻密で高度、このギャップに脱帽。
すんごいイイモン見つけちゃったという感じ。 14年前でこのセンスや技量だから今のソロ・アクトってどんだけクオリティ高いんだよ、とナマで見たくて見たくてしょーがない。フキコシ・ソロ・アクト・ライブを見に行くことを当面の人生の目標にしたいと思います。
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