ねろえび日記
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2006年02月23日(木)  ほんじゃに!/今さら「真夜中の弥次さん喜多さん」DVD

ほんじゃに!
お鍋ワールドカップ
料理モノ(調理実習にあらず)は、メンがうわーうわーうまーうまーと叫んでいる様子を愛でるか、料理そのものを美味しそうだなと鑑賞するか、ま、それくらいの内容なんですけど。

冒頭、3人の先生方にそれぞれふさわしいご挨拶ができるヒナちゃんに感心。こういう時は安心して見ていられます。
あとはもう6人とも作ってもらってる最中からわーわーわーわー五月蝿かったですね。ま、いいけど。

食べる時も、エンドレスな「せんせ、このままでえーねんね」(村上さん?)に「何回言うの」と杉本アナがたしなめてました。ふふふ、幼稚園かよ、ここは。
審査表には点数だけじゃなくてちゃんとコメントの文章も考えて書き添えていたことに意外と仕事をしてたんだと見直す。

すばるがニットキャップを取ると結構カッコよかったのでちょっとうれしかった。




今日も家でおとなしくしております。
昨日今日と2日間かけて「真夜中の弥次さん喜多さん」のDVDを見ました。届いたのは昨秋、4ヵ月以上も放置していた。ロードショーで観て冒頭10分でDVD買うと決心した(2005/04/27付日記参照)ほど好きな映画なのに。ごめんなさい。


本編は早送りしつつ気になるシーンをチェック。
監督と主要キャストによる音声解説も気になるけど、それはまたの機会に。
「清水です〜」は外せない。
弥次さんは男前で一本気でカッコイイし、喜多さんは儚くてアブナくて可憐で、素敵なカップルだ。
面白くて切なくてゆるくて油断できなくて、楽しい映画です。
衣装や美術、音楽、VFX(こんなコトに必死になって最新特撮技術を使うのかよ、みたいな)も好みです。


特典ディスクが豪華。3時間以上あります。ちょっと長過ぎるくらい。

メイキングはたっぷりで撮影風景やら音楽やらVFXやら盛り沢山で大満足。荒川良々大繁殖でコワイ。

未公開シーンの弥次喜多漫才も好き。

絵コンテ(達者な筆致の奥山潔バージョンと味のある宮藤官九郎バージョン)と本編の3画面を同時に見せてくれるのが親切で面白い。

デザイン画も綺麗でこれの絵葉書ほしいなーと思ったり。

完成披露試写会は七之助くんの代役(そんなこともあったな……)で喜多さんの扮装で照れながら唄い踊る宮藤官九郎サンが素敵。なんて可愛いヒトなんだー。

トークショーとかラジオ公開収録はまだわかるけど、あとの2本がホントにおまけだよ、ゆっる〜いおまけ。
「宮藤官九郎としりあがり寿が行く“東海道1泊2日リヤル探しの旅”」
官九郎サンのリヤルお姉ちゃんの職場に行ったり(家族の話がまた可笑しい)、いわゆるパラダイスな下田城を見学したり、入浴シーンありピロートークありと、マニア(どんなマニアだよ)にはたまらん逸品であろう。いや、ワタクシは別に。

しりあがり寿監督「リヤル防衛隊」
これを撮り下ろしてるんだからなー。いい加減しつこいよと思いつつも、防衛隊隊長役でリヤルな黒部進さんが出てたり、巨大リヤル喜多さんが「べらんめぇスラッガー」を繰り出したり(喜多さんってウルトラマン顔なんだーと感心)、妙に本気で豪華。
防衛隊基地内に貼られた標語のひとつ「気をたしかに。」がツボにハマった。
「実体妄想」の一つ「ヒルズゾク」のシーンでは、黒いTシャツ姿の聴衆を前にした小太り短髪の男が防衛隊に「想定の範囲外キック」をお見舞いされてた。こんなゆっる〜いショートストーリー通りの現実を情けなく思ったり、しりあがり寿サンの先見に感心したり。
って、とっとと見とけよ、自分って話ですね、世の中が変わってしまってるよ。
噫、おいらリヤルがとんとわからねえ。


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