ねろえび日記
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2005年12月02日(金)  フライ,ダディ,フライ/なるトモ!

大変遅まきながら「フライ,ダディ,フライ」を観にいってきた。
原作は読んでないし予備知識も最低限だったのだが、岡田准一と堤真一なので観たかったのでした。それもスクリーンで。やっぱ大きな画面はいいなあ。


不安感を煽る無気味なモノクロの冒頭からスンシンの登場シーンで鮮やかなカラーに変わる、この辺りですでに自分は、この映画は“ファンタジー”だと心得えた。よし、どんな演出でもどんと来いと。
はい、確かにある意味トンデモ展開でした。鈴木さんが強くなるのは構わないのだけど、高校生の賭博とか決闘のお膳立てとか、どれをとっても警察沙汰でしょ。表向きだけでなく敵の親は大物政治家だから裏向きでも何事もなく終わるわけがない。
基本的なストーリーは単純な話だし予想通りだし。
それにしても、力を力でねじ伏せるという図式は自分の好みではない。弱い者が修練を積んで上に行くのはワクワクして好きだけど。
で、対決直前にスンシンが強くなった鈴木さんに、戦わなくてもいい、自分自身の中に勇気ができたなら、みたいな意味のことを言うんだけど、コレこそがこの映画の答えなのだと思いたい。

ま、一言でまとめれば、この映画好きですよ。

オカダくんが、もうもうカッコよすぎ。綺麗すぎ。身体も眼差しもなんて魅力的なんだ。空を仰ぐ横顔はあまりにも美しすぎて思わず拝みそうになったよ。なむー。
スンシン、こんな高校生いるか? 肉体も精神も強靱で、でも哲学的でどこか脆さも抱えて繊細でもある。
「アルジェの傭兵」にウケました。本気にする鈴木さんってどーよ。
「早く強くなってオレを守ってくれ」の言葉に、やはりファンタジーだと思った、大人の男と“コドモ”の男の。ていうか、ナンダ、ソノセリフ、何か誤解しそうだぞーっ!と叫びそうになった。鈴木さん、スンシンの頭くしゃくしゃして応えるし。

10歳のスンシンが今のスンシンになるまでどんな風に過ごしたのかも気になるけど、それよりオカダくん自身がどんなにしてスンシンになったんだろうと考えると、物凄く深い作品のような気もする。鍛えた肉体だけの話ではなく、精神的なモノも含めて。

堤サン、最初は相当カッコ悪いおっさん。喧嘩が弱いというだけでなく精神的にくたびれてる大人。私の脳内では松永誠一郎さまなのに。最後はカッコよくなったけどね。彼はいい意味で余計な華がない役者さんだと思う。

木の上のシーンは幻想的だった、空や街も非現実的で。言うてることもアブナかったが(前述)

スンシンの悪友たちもいい味出してました。スパイダーマンみたいに病院の外壁を伝って、鉄拳みたいにスケッチブックで説明するシーンが特にウケました。



なるトモ!
先週に続いて「ここだけの話」に関ジャニ∞。私物大公開。
渋谷で買い物を自慢するイナカモノ横山よりもクロムハーツの手袋の村上さんに何とも言えない恥ずかしさを憶えました。う〜ん。すばるから始まった「1名の方に……」の流れは面白かったけど。
すばるの持ち物は大きなバッグ(←カワイイ)ごと持参したジッパーパック詰めの下着とかモモコサンからもらったヒアルロン酸入りの化粧水とか山田悠介の「パズル」とか、いかにも生々しい出張荷物でした。
大倉くんはデジカメ、「スカ☆J」ロケの大山田、仲よしすばマルの画像をうれしそうに紹介しててほのぼの。でも、横山さんの提案のなるトモ!記念撮影には「ホンマ……」と気のない対応で可笑しかった。

カメッキーはもうプロテインを飲んで筋肉作りを始めているそうだが、チャンプ(だよね?)スバルは長期の舞台で痩せるどころかすでに今すでに痩せてるもんね。大丈夫か?
必死に太らないようにしている3人はそれほど心配ではないが。

すばるの東京大キライ、横山さんにあれだけ突っ込んでもらったら、ネタに見えたんじゃないか。やれやれ……。
駒井サンに「自分のベッドで寝たいんだよね? お母さんのゴハン食べて……」と言われてたのが結構ツボでした。コマイに言われるのはちょっと悔しいが。

スタジオ大絶賛で恐縮です。
ボケとツッコミとマワシとクール。マワシて……ディープな芸人用語でホメられちゃったよ(クールは芸人用語か?)


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