ねろえび日記
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2003年11月09日(日) |
剛さんファンブックから掲載依頼(驚) |
昨日は日記をお休みしてしまいました。 お越しいただいたのに空振りだった皆さん、ごめんなさい。 今日は、投票行って、その後京都の街まで本を探しに出向きました、ちと疲れた。 今夜は「堂本兄弟」の放送がお休みで、またKinKiくんネタがない。 で、KinKi Kidsの楽しい話題からは離れてしまいますが、書こうと思うことが出てきたので今日はそれを。
え〜と、先日剛さんのファンブックの編集の方から「NERO E BIANCO」宛に絵とエッセイの掲載依頼が来たのです。 で、先に出版された対となる光一さん本だかを参考のために見ようと思って書店巡りというわけ。でも、私の行動範囲内の書店数件には置いていませんでした。注文してまでは、ちょっと……だし、諦めた。
掲載って、一瞬おぉっ!と思いましただ(お声をかけられたサイトさん、他にいらっしゃいますか〜) うちなんかの弱小サイトに(驚き!)つか、手当たりしだいに依頼してるのよね、きっと……。 ま、うちはサイト名を見ても剛さんファンとは謳っていないから、サイト内の文章も一応読んでくださった上でのご依頼だとは推察できましたが。
追記。 しっかり謳っていました。 「ROSSO E AZZURRO」の「NERO E BIANCO」だもん。 最近は「黒い朝・白い夜」も入ってます。 こんなことにも気がつかんほど、おのれの脳みそは腐っとるんかのぅ、はぁ……(溜息)
結果、お断りしました。 理由は、出版物がアンオフィシャルものだということ(「評論」の範疇と言われても)と、商用・営利目的であるということが気にかかったので。
それと、何より自分の絵が(以前からこの日記でも述べているように)KinKi Kidsご本人たち、所属事務所、写真家、出版社らの肖像権、著作権、パブリシティ権などの問題に関わるのではないかという気持ちの揺れのためであります。 この件に関しては、突き詰めても答えがでないので、ま、いいかと思ってとりあえずのらりくらりとサイトの運営を続けているわけなのでありますが、本格的な出版物への掲載となっては、ファンクラブの会報や「WO」の投稿欄に絵が採用されるのとは事情が全く異なりますから。
さて、うちのサイトの話はそれだけなのですが、このことをきっかけに色々考えました。 ●著作権、肖像権、パブリシティ権について、無知で無関心で平気でアブナイことをしているケース、あるいは逆に、それらを闇雲に「信心」して、何でもかんでも「い〜けないんだ、いけないんだ」と過敏に反応するケース。 ●Johnny's Web内の情報の扱いについて、自分のサイトや他所さまの掲示板等への取り上げ方、Johnny's Web側の解釈と世間的認識(=一般常識)との差について。 ●アンオフィシャルものの、中でも書籍の「評論」書との違い、境目。 ……などなど。
アンオフィシャルものというと、掲示板で話題にしないようにというローカルルールを目にすることがありますね。 うちの日記は自分自身がローカルルールなので、私の判断の許に書きたいことを書きます。 って、一応「www(world wide web)」の精神をもってインターネットは世界中に向かって広がっていると意識はしております。だから友だちがダビングしてくれただの、してあげただの、そんな初歩的な著作権無視の話や、自分で目にした以外のロケ等の目撃情報とか、リリース噂話とかはここには取り上げないようにしていますワ(なんぼ面白そうな話でも)
でも、一方でネットの世界って物凄く特殊で閉鎖的だとも感じています。例えば卑近なところでは、ドラマの結末をネットで意見を募ってっていう話がありましたけど、ネットで意見を述べている(←傍観するだけでなく)人たちなんて、世の中のほんの一部分にしか過ぎないよと呆れたり。
それから、海賊本の話題を出さないようにと言ってるサイト自体、海賊サイトなわけです。公式ファンサイトがJohnny's Webのみで、公認を受けたファンサイトも存在しない現状からみて、すべてのファンサイトはアンオフィシャルなのだから。 ただ、営利目的や商用か否かという大きな違いはあります(ま、ここは重要だ) そして、彼らの画像を載せないとか、法(著作権、肖像権、パブリシティ権など)に抵触しそうなものには触れないとか隠すとか、それぞれサイトなりの配慮や良心はあります(そうでないサイトは論外)
それと、単なるファンブック(暴露本は論外)と「評論」書との違いというか境目についてとかも併せて考えたりもします。 「評論」の範疇ならば、許可はいらないはずなのです。顧みると、そういえば自分が編集者の頃、書評や展覧会評って、相手にレビューを書くことの承諾なんか求めなかったもの。つか、事前に連絡するほうが癒着と取られかねないと思う(ま、先方からのレビュー依頼もあるけど) ファンの間でも反響が大きかった別冊宝島とか「DATA WATCH」とかは、「評論」なのかなぁと思ったりもしますが、その判断は誰が下すのか。取り上げられた対象側か、執筆者側か、世間の評価なのか……。
ふ〜、文章長いですよね。 疲れてきた。 今日はこんくらいにしといてやる(←何さま?)
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