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2005年03月08日(火) 【オペラ座の怪人】感想長いです;

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今日も残業になりそうな予感…。
ハァ。名古屋のトークイベント行きたかったな(涙)
中島さんセンターバレエしてるしさ。中島さんとはホント縁がないわー;

とまぁ、今は昼休み。
暇暇してるので2月12日に見た映画の話など。
えらい昔の話だなッッ!!!!って突っ込みはなしで;

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2月12日(土)晴天
四季好き知人様方4人で行ってきました。
4時からの回を見ようとかなり早めに2時に集まったのですが
既に4時のチケは売り切れ;
仕方が無いので7時までしゃべり倒しました。
5時間もあるし時間が潰せるものかと心配しましたが
このメンバーでその心配は無用というものでした。
あっという間に開演時間。しかもギリギリ。なぁ〜ぜぇ〜〜Σ(゜∇゜;)


【オペラ座の怪人】
舞台と比べるのはナンセンス!!
判ってます!判ってはいるんだけど、やっぱあの音楽が流れてくると
否が応でも高井さんの声が思い起こせちゃうのは…病気だよね、私;

全体的には贔屓目なしにしても非常に面白かったです。
マジで舞台をほとんどそのまま映画に持っていったって感じではあったけれど
やっぱりそれは「シカゴ」や「サウンドオブ〜」「ウエストサイド」など
過去映画化されたミュージカル舞台モノと比べ
『オペラ座の中』という狭い空間内だけで繰り広げられる話なので
映画の中でも空間の広がりを作っていけないので仕方がないかな;
そういった中ではファントムの過去やクリスの過去に触れるのが限界…だろうなぁ。

でも私的にはファントムの過去は別段要らなかったです。
あのシーンがあることによって、ファントムが一気に現実臭くなってしたね。
映画のファントムは舞台のファントムに比べると随分と現実みいてます。
着々と準備を進める姿とか、とか…。
舞台のファントムは神出鬼没でミステリーな部分が多いですから。
(だから比べるなッっていうのー;)
でもその分ファントムの心の部分、観客が共感できる部分が多かったのではないでしょうか。

はっっ!!もしかしてファントムを「舞台よりも人間味のある人物にする」
ってことがこの映画の目的だとしたら…
それは大成功かもね〜♪

でもその「現実」の反動であの人形は自分で作ったのか?!とか
食事はどうしてるのか?といった当たり前な疑問も…(苦笑)
(舞台のファントムの時はあまり気にならなかったんだけどなー笑)


■皆様の共通の感想
さて、「舞台」の『オペラ座の怪人』をもちろん見たことがあり
アンドリュー・ロイド・ウェバーの作品も何作か見ている友人たちです。
そんな4人が集まって見終わったあとの感想。
どんな高尚な会話かと思いきや口頭一番の話題は

「あのメグの胸見た!?」
「手前のマダムよりそっちに釘付け〜」

…私たち、本当にこれで舞台ファンといえるのでしょうか(涙)

いやー、でもメグってばムチムチしてて非常に可愛かったです〜vv大満足vv


■懸念していた歌
まずクリスですが、非常に透明感があって可憐でしたvv
いつも困ったような様な表情とゆるんだ口元は
クリスの「夢見る少女」を表現してのことなのかな?
確かに微妙にいっちゃってる気はしたけど…。

そしてファントム
やはり最初に聴かせる音楽が「ミュージック・オブ・ザナイト」…。難しいよね…この曲は。
実は少しながら抵抗が…(苦笑)
脳内で村さんの歌声に自動変換してしまってたのは内緒;
でも話が進んで彼の、映画の描くファントム像が
私の中で出来上がっていくにつれあまり気にならなくなりました。
むしろアレくらい感情を歌の中にもストレートにぶつけられるファントムに
非常に好感が持てたくらいです。ブラボー!

でも上記2人より気に入ったのがラウル!!!
すっげーフレンドリーで熱い若いラウルですが、イイッッ!!
非常にGOOD!!d( ̄  ̄*) 歌も抱擁感たっぷりさがイイですね〜。


■オペラ座の脇役たち
残念なのはカルロッタとピアンジの関係がうまく表現出来てなかったこと。
ピアンジ、結構好きなキャラクターなのでちょっと残念。

あとこれは完全に訳間違いだと思うけれども
フェルマン氏とアンドレ氏のラウルに対しての言葉が「知るか!」って…;
パトロンに対してこんなに偉そうな人いねぇだろ…ヾ(・∀・;)

あともうひとつ気になった訳がありまして…
最後の三つ巴のシーン。
映画でラウルがクリスに対し「俺を裏切らないでくれ」的な
セリフを言ってるのですが
これ、舞台では「俺を見捨てろ」

ようにこのシーンでラウルは
「私の為にクリスの人生を某にふらないでくれ」という内容を言ってるので

舞台版は全然違う言葉だけれどもニュアンスとしては合ってる。
映画が「(君の人生を応援してる)俺を裏切らないでくれ」と言ってるのならわかる。
でもちょっと意訳しすぎじゃありませんこと??戸田奈津子女史〜。

他にも「情熱のプレイ」とか「…ナイト!」とか笑える訳が
結構多かったのですが、内容は知ってるし、3重奏なども
日本語訳(By四季バージョン)に自動変換されるのであまり気にならず。
でも初めてこの映画で『オペラ座』を知った人に
ラウルが女々しいへなちょこ貴族と誤解されるとヤダなぁ〜。
基本的には熱い男!なのに…。(あれ?それは柳瀬さん限定??)


最後にもうひとつ。
『プリマドンナ』の化粧をするカルロッタの後ろに
運び込まれてくる肖像画(「サロメ」か?「ハンニバル」か??)の
生首の顔がアンドリュー・ロイド・ウェバー氏の顔だった。( ̄Д ̄;;ビックリ〜


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