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2004年06月16日(水) ★『恋の魔法はハル夏アキ冬』 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 本日はお誘いもあったことなので大阪芸術大学定期公演の 『恋の魔法はハル夏アキ冬』を見にシアタードラマシティまで行ってきました。 「さすが猿飛」(古いアニメだ;)の歌に合わせて 歌いだしそうになるような表題ですが、内容は『真夏の夜の夢』でした。 ・・・まぁ学生演劇の定番といえば定番か? オリジナルと違うことといえば、パックの大量異常発生な部分。 ひとつの季節につき5人…合計20人?!多すぎます(汗) ----------------------------------- ■人間たちたち ん〜〜〜… ライサンダーとデメトリアスは活舌の悪いガゼルとシマウマでした。(髪が) ハーミア、もしかしてみてる人をイライラさせるためにいるのなら成功です! 台詞の言い回しが悦に入った感じであまり良い印象ではなかったです。 というか、どちらかいうと見ていてムカついた。 一番嫌いな女性のタイプだったもんで・・・ゴメンね; 他にもヘラナやヒポリタなどなど出演人物は多いはずなのですが 失礼ながらどの方もあまりパッとしない(苦笑) 反対にとても印象的で「上手いなー!」と思ったのが村人達。 台詞の活舌の悪さはあるものの、 それを気にさせないほどの掛け合いのタイミングのよさと演技力。 劇中劇はもうただただ単純に面白かったです!一番印象にも残りました。 ■パックたち 最初は「ぉぉ〜パックってば5匹も居るのか多いナァ〜」と思っていたら 季節ごとに出てくる出てくる…( ̄Д ̄;) 最初は季節ごとの動く時の効果音というか擬音語というか変な掛け声。 面白いナァ〜とは思ったけど途中で聞いていて疲れてきたのは私だけ? 春パックが一番見ていてよかったです。いろんな意味で。 でも結構皆さん芸達者でした。 ■影オーラたち メインの場面は少ないのだけど、ソウル調の歌も印象良かったし 少人数名だけに動きも良くあっていて好印象でした。 ■妖精夫婦 登場して一番ビックリしたキャラクターがこれかもしれない(汗) 今まで見た『真夏の夜の夢』の中で一番ぶっ飛んだキャラクター像。 パンクな髪型にビジュアル系メイク、衣装もキラキララメラメで凄い; 台詞回しもなんだか悪役チックでちょいとオーバーアクション? でもかなり聞き易くて見ていて面白いキャラクターでした。 特にテイターニヤは台詞も聞きやすいしキャラクターもちゃんと作れていて (まぁこれくらい個性があるほうがキャラクターは作りやすいのかも) 上手いなぁ〜とちょっとお気に入りでしたvv 知っている子はこの『オーベロン』の役をしていたのですが、 ・・・ほ・・・細い!!!腕も足も首も!! 女性にリフトされるっていうのもどうかなぁ〜なんて思ったり。 やっぱり年齢的なものもあってまだ体が出来上がっていないなぁ〜; でもまだまだ若いのでこれからの活躍を期待しておきます。 ■群舞たち 女性だけでできたテイターニアの妖精たちは・・・ う〜ん、それぞれが個性があるのはわかるけど やはりダンスがバラバラというのは致命的かも; 折角のセクシー集団だっただけにちょっと残念。 バレエ群舞は中に一人とても優雅で手の動きが綺麗な子が居て ほとんど彼女ばかりを追いかけてみていたような気がして… ハッキリ言ってあまり覚えていないかも;; 全体的には、今まで見た学生劇の中では一番面白かったですvv 私が学生時代に見た学生舞台は大体が前衛的でかなり自慰的な部分もあり、 「学生劇」というものに拒否反応を起こすようになっていました。 難しいテーマ、精神論を舞台上で表すということは 表現者創作者としてはやりがいもあるでしょうが 私としてはこのような見ている側が楽しめる、理解できる、 一派受けできる作品の方が好きですねvv やはり基本は「舞台は面白くてなんぼ」の精神ですから。 なのでこの舞台はその条件を十二分にクリア出来るものでした。 1000円で楽しい2時間を過ごせました。アリガトウゴザイマスvv この中の彼らを何年後か他の舞台で見れることを楽しみにしておきます。 |
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