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2003年12月21日(日) ★劇団四季『アイーダ』日本発公演初日 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今更ながら21日大阪MBS劇場にて日本初公演となった ブロードウェイディズニーミュージカル『アイーダ』の初日に行ってまいりました。 初日を見に行くのは何度かあったけれども「初公演の初日」を見に行くのは初めて。 ちょっとドキドキ〜★…なんてね; 待ち合わせに遅刻してきてそれでもランチはちゃんと食べてきたので 余裕アリまくりですな。あははははは。 ロビーは華やかな雰囲気が溢れていました。スーツ率と外国人率がめちゃ高! でも誰が誰だか解らないまま(唯一判ったのは浅利慶太氏、鎮守先生のみでした;) 席は2階C席のセンターブロックです。 う〜む…キャッツの時は「遠い!」と思ったけど、今回は意外に近い感じ。 ----------------------------------- 【アイーダ】2階C席I列24番 はっきり言ってあまり期待していませんでした!スミマセン! とりあえず感想は □意外と面白いかも…てか面白いヨ(* ̄ο ̄)bグ〜♪ □突込みどころはいっぱいだったけど(苦笑) □是非とも違うキャストで早く見てみたい! □ディズニー特有の大掛かりなセットではないところが気に入ったかも □ライティングの美しさは必見!2階席がイイね! □C席そんなに距離を感じず、かなりお得 □多国籍な雰囲気の海外のキャストに比べどうなるかと思ったけど 思った以上に気にならず。というかメイクって凄いね。。。 それぞれのキャラクターに対しての感想は下記を参照として 全体的にはやはり大人のミュージカルですね。 メイン3人だけでなく周りの人物全ての暗なる心境を垣間見ることが出来るのが面白い。 「アイーダ」や「ラダメス」は真面目一徹で思い悩むこともかなりハイクラス。 グングン突き進んでいくキャラクターなので着いて行けない部分も多々。。。 それに比べ「アムネリス」は王女ではあるけれども思い悩む姿は一番平凡。 高飛車ではあるけども傲慢ではなく、 世間知らずではあるけれども無智(NO「無知」ね)ではない。 物語の中の清涼飲料水…というよりはピーチフィズ(^_^;)のような存在。 華やかで、爽やかで弾けていて、甘くて、でもやはり大人なお酒で…。 ええ、もうかなり気に入ったキャラクターです! 役者冥利に尽きる、言うならばその出来によって作品の出来も左右される 深いキャラクターではないかと思っているのですがDOでしょう? また露骨じゃないけど暗に含んでいる分濃厚なラブシーンもあるので (もしかしたら「ラダメス」の視線がエロいのでそうゆう風に見えるだけ?) 子供にはちょっと難しいかな?? 私はディズニーミュージカル=「ライオンキング」「美女と野獣」 と考えていたのでこの「大人風味」は嬉しい誤算で凄く楽しめた舞台でした。 (つっこみどころは一杯だったけど) ----------------------------------- ■アイーダ@濱田めぐみ 開演前の練習風景を見ていて「やはり日本人がやるには無理があったか?!」 と思っていたのですが(失礼;)冒頭出てきてオペラグラス越しに見てビックリ! いやぁ〜やっぱ女優さんって凄いね!凄いね!見事に異国の王女様でした。 プライドが高くて、凛々しさがあって。 濱田さんは「CFY」でしか見たことがなかったけど 力強いパワフルな歌い方をされる方で一言で言うならば…男前ですな。ウン。 アイーダが捕まった理由(苦笑)というのを初めて知って 私の持っていた「アイーダ」のイメージがちょっと変わりました(;^_^A 当初は母国を愛し、自分の血を尊ぶ生粋の王女様と思っていたのですが… どうも父王に愛され自然の中で伸び伸びと育ったが、 自由奔放すぎて王女としての自覚が欠けている王女様でしたね(ーー;) 奴隷たちの希望のシンボルになったのもその愚行(正に愚行!!)の 後ろめたさがあったからなどと思いました。 ■ラダメス@阿久津陽一郎 決して阿久津さんのことがキライでないことを前提に言わせてください。 目つきが、立ち姿が、セリフが…エロいヨ!! あと阿久津さんって何処までいっても「阿久津陽一郎」なんです…(苦笑) 熱血レアティーズ・熱血劉弦に引き続き「熱血ラダメス(ちょっとエロ)」 あとかなりのボンボン。どちからいうと軍人バカ。 目・耳と口・手・足の神経が脳を経由せず繋がっているらしく、 物事を理論的に考えることが出来ないみたいです(笑) (荷物を奴隷たちに譲渡するシーンや結婚式、船着場はかなり笑い種) ゾーザのことをとやかくと言っているけれど、 そこまでとやかく言えるような人格人ではないですナ。キッパリ。 というか自分の責任を親の責任にするな!!(ノ ̄□ ̄)ノ ~┻┻ 知人曰く「唯一一貫性のないキャラクター」だそうな。←かなり上手い!拍手!! ■アムネリス@佐渡寧子 上記にも書きましたがこの物語の中の「救い」です。 二人の愛の別れのシーンを見た後そのまま結婚式に向かう彼女に一番共感が持てました。 オープニング曲でのパワー不足、後半での佐渡さん特有ちりめんビブラートが 気にならないわけではなかったけれども、それを上回る化けっぷりでブラボー★ 奇天烈ファッションショー後の拍手はそれまでのナンバー中最高だったと思われ。 佐渡さんは「愛鈴」のイメージしかなく(あたりまえだけど)ちょっと「・・・」な期待だったので これは嬉しい誤算というより女優の恐ろしさに脱帽です。 まだまだ練りこめる役だと思うのでコレからの更なる化けっぷりに期待大! ■ゾーザ@飯野おさみ かっこいいですよねっっ!!歌もだけど踊りも…オイシスギっっ! 男性アンサンブルを回りにはべらして そのまま踊っっちぇって!と思ったのは私だけではないはず…。 ちなみに、船着場→王宮のシーンでいきなり逮捕になってるのが まったくもって意味不明なのは私だけでしょうか? 誰かが(というよりラストシーン王の周りにはべってた元ゾーザ側近達に間違いないけど) 王に密告→ゾーザ逮捕!という流れはわかるのですが、 そのシーンをはしょられると結婚式→中止→船着場→いきなり逮捕で ちょっと頭が?(゚Д゚≡゚Д゚)?になっちゃいました(苦笑) あの船着場のシーンは大雑把すぎとおもうひと手を上げて( ̄д ̄)ノハーイ ■メレブ@山添功 以外に見せ場なシーンも多いし、ソロもあるし、メイン三重奏に食い込んでいたりと かなり重要な役どころだったんですね、メレブ。 歌・セリフ初めて聴いたけれど、かなりイイ感じですねvv山添さん! キャラクターも顔に良くあっていて、これからのホープか?! 「応援専門」という割には兵隊をやっつけてる姿に拍手(笑) 負けちゃった兵隊さん(大塚さん)は次のシーンには復活。何故?! ■アンサンブル 男性はある程度見分けがつくのだけれども(体つきとか輪郭とか) 女性はまったくもって見分けがつかないのですがっっ(T▽T)!! …出直してきます。 あ、脇坂さんはほぼ完璧網羅いたしました( ̄^ ̄) エッヘン!←バカ ほとんどセンターメインの後ろに居ることが多いので1階からは見難いと思われ。 奴隷シーンではセンターやや上手寄り一番奥か 箱の上で踊ってからやはりさっさとセリフを言った後は奥へと移動します。 …はっっもしかして脇坂さんのセリフって初めて聴くっっヨ( ̄Д ̄;; 大塚さんは人相ワルーで最初誰かわかりませんでしたっ!ハイ! ファラオ・ヌビア王ともどもやはりベテラン勢が脇を固めているので安心なのですが あまりにもちょい役すぎてちょっとサミシーかな? カーテンコール、ヌビア王のみ襤褸なのはちょっとかわいそうなので どうにかなりませんかねえ? |
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