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2003年06月07日(土) 【ルーブルの怪人】ルーブル美術館だよっ!!

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仕事でした。。。(涙)
あまりにも疲れていたので友人とのお茶計画をどたきゃんしてきました。
でも疲れすぎていて寝れない!
おまけにお母様が借りてきてたビデオ返却日あしたじゃん!!
ということで疲れた身体に鞭打って見た映画は『ルーブルの怪人』です。

【ルーブルの怪人】
ちなみにフランス映画でこんなタイトルですが
『オペラ座の怪人』とはエンもユカリもありゃしない全く別の内容です。
なんで「ファントム」を「亡霊」とか「幽霊」とか訳さなかったんだろう??
まぁタイトルを訳した人が『オペラ座の怪人』に掛けて
「ファントム」を「怪人」と訳したからなんだろうけど…
対訳で『怪人』『怪人』と出てくるたびにすげぇ違和感を感じました。
だって異体の知らない人影を『亡霊』『幽霊』と言う事はあっても
『怪人』とはあんまり言わないよねぇ??(誰に同意を求めてる…;)

内容を簡潔に言うならば、ルーブルの地下から発見された
古代エジプト時代の成仏できないミイラの亡霊が主人公に乗り移り
夜な夜なルーブル館内を徘徊しまくるというお話。。。
すっごく狭い範囲で話が進んでいくのでこじんまりとしたつくりに見えなくもない;
私がフランスへ行った時にはすでに始まっていた改装工事完成に伴って、
昔からあるパリの都市物語を題材にした映画らしいけど、内容はちゃちいです。
------昔からフランスで言い伝えられながらも、誰もが口を閉ざして語りたがらなかった
“ルーブル美術館の呪いの伝説"------
の割にはその元凶のすることといえばルーヴル美術館を徘徊することだけ…( ̄□ ̄;)!!
まぁたまに目の前に出てきた人間に幻想を見せて殺しちゃたりとかしてたけど、
それでもイマイチ『弱い』のよねぇ〜。
多分映画館で見てたら「金返せー!!」と叫びたくなるかも。。。
だって、古代エジプトの霊の割には全然大暴れしてくれないし(何を期待してるンだ;)
ただ単に徘徊しまくってるだけのヘンな物体だし(あれがエジプト産というのが…)
世界に名だたる骨董品、美術品を集めた美術館のクセに穴だらけの警備体制もウソ臭い。
ってかそんな警備体制は問題ありだ!!とつっこみたくなることしばしば。
また亡霊をオレンジ色のCGにしたのにも問題あり。
ちょっとした街角の風景とか、部屋の中の感じがフランス映画らしい独特の味わいがあったのに、
その独特の色合いを完全に邪魔してた…(鬱)
あーゆーゲテモノを出すにはもっとダイナミックな映画じゃないと…

まぁ内容は…だったけど(ヲイ!)場所がルーブルというのがかなり私的ミソ!
有名なものだけでも、ミロのヴィーナス・サモトラのニケ・モナリザ・ナポレオン戴冠式…
その他にもお土産屋や、エントランスホール、ドヴァン翼の地下、吹き抜けの彫刻ホールなど、
ルーブルを訪れたことがある人ならゼったい楽しい!!
またルーブルへ行ったことなくても画面のあちこちに写る映像でルーブルの雰囲気を体験できる!
これはかなりオススメっすね!!…って映画の趣旨とは離れているような気がするけど(;-_-A
あ…もしかしてこの「ルーブルで撮影」というのも売りのひとつか。

007の時とはかなりイメージが違います。ソフィー・マルソー。
色っぽいというにはちょっと地味、儚げというにはちょっと大人すぎる。
でも素敵です…(*^_^*)ポッ 一見の価値ありねvv(ただしビデオで…)
そして相手役には『タクシー』シリーズのダメボケ刑事役のフレデリック・ディフェンタール。
やっぱり背が低い(笑)けどかわいいvv(惚)
この二人とルーヴルの中を見れただけでもよいとするか。(かなり妥協)


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