日に照らされた葉が緑色をして揺れていた。見上げると太陽が葉と葉の間から顔を覗き、照れ隠しなのか見上げた僕の目を痛めつける。太陽を手で隠してもう一度空を見上げる。青色のペンキで塗られた空の所々に白い船がゆっくり進んでいる。その姿は優雅にのんびりと一秒一秒少しずつ進む。世界一周してまたここに来たときには飛び切りのお土産、待っています。