数え切れないほどの苛立ちを胸に。 気を紛らわしていたんだ。 無理に笑っていたり、 とりとめもなく散歩してみたり、 バイトしてみたり、 とにかく考えないようにしていたんだ。 だからふと立ち止まってみたときに 「あっ」て具合で思い出すことになった。 そしてらね、急に罪にさいなまれたりしていた。 罪だと感じた。 苛立って、振り返って、傷付けて・・・。 数え切れない想いを胸にしまう事はできずに、 待つことしかできない僕がいた。