not ready

2002年08月01日(木) 記憶

去年の今日私は冨士山の頂上で朝を迎えた。
これはかなり前から友といつか冨士山に登りたい!
というコトを言って、去年実現した。

寒さと喜びが上手く体の中で解け合って
全身が震えたコトを覚えている。
太陽の昇る瞬間は命の躍動を感じていた。
生きている。
それを只、教えてくれた。
目下に見える雲は吸い寄せられくらいの白だった。

震えたのだ。
確かに私の躰は震え、不思議な感情に身を包まれていた。
あのとき私は確かに
息をし、
目を開き、
すべてを感じつつ
存在していた。


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