多分、きっと私は「人生に絶望しない平和で穏やかな人生であるように」と、願われつつこの世に生まれてきたのだろう。しかし私は生まれて来た瞬間にこの世に嫌気がさして泣きながら誕生した。それは、この世に生まれて来たくないから、母親のお腹の中でずっと、安らかに眠っていたかったのだ。・・・・・・・・・・・・・きっと。それがいつの間にか年を重ねていくと同時に忘れていく。遠い昔のこと。思い返してはいけないこと。記憶の隅にさえ置いてはいけないこと。歩み寄ることが必要なのかな?