元・白血病患者の日記
 

2006年05月04日(木) 子供の日イヴ

 家族で歩いて川崎に行く。特に意味はない。自分の運動不足を家族にも手伝ってもらおうという魂胆である。ラーメン屋で一食と半ライスを残すことなく食らう子供。さすが成長期…エンゲル係数がかさむ。

 橋を渡って京急川崎の駅前に。アウトレット店でトイレ休憩をしてる間、パソコンを眺める。当然?のことなのだろうが、展示してあるパソコンは部屋で使用してるもののように激しい音をさせないのであった。

 今年の子供の日のお目当ての品物は、玩具コーナーの店員にも内容が「?」な代物らしく、本日はあきらめてもらう。どんな新製品なんだろう。その分、本屋に行ったりしてカードのセットとケロロの小説を買ってやる。…甘いとは思いつつ、他のガキとは違って聞き入れがいいのは流石である。

 今日も実家へ。まとわり付く子供を変な目で見ていたバアさん。子供と接することがない人だから仕方がないのかしらね。
 帰り際、交差点でジイさんに気づく。信号が切り替わる前にスタートして、ギリギリで渡りきっていた。こんな調子でよく、あの大森町の踏み切りを渡れるものだ。見ている方が冷や冷やしてしまう。嫁さんを見て終始、笑顔だった。

 歩きまわってヘロヘロなはずなのに、『怪盗クイーン』シリーズに突入。ケロロ軍曹の小説は自分で読むといっていたが、こっちはまだ読まされ続けるらしい。本屋で見たら、はやみかおるって、まだまだ色々なシリーズあるんだよなぁ。

 夕方くらいにやっとモヤモヤを感じなくなりつつある。いいぞ、家族パワー。

 テレビで俳優の的場浩二が、(あんないかつい顔をしているのに)高熱があるというだけで「先生、ボクいつ死ぬんですか」とうろたえていたとの報告があった。そうそう簡単に人が死ぬか、この屁垂れめ! 

とはいえカルマン工業所以来の眩暈はそれほどでもなくなってきたが、耳の奥は今だにキーンという音がする。病気慣れをしているのだろうか。人は簡単に死ぬものでもないとは思うのだが、やはり病院に行くべきなのだろうと思っていても体が動かないのであった。(やれやれ… 9・26)


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