march forward.
りりかの独り言。

2005年02月19日(土) ダウン中

朝から具合が悪かった。

仕事中も、寒気と吐き気で。

多分、風邪か・・・最悪インフルエンザかな。

なんて考えながら働く。



子供たちは実家に泊まりに行っているから。

今日は私が彼の家に行くことになっている。

会うのは2週間ぶりかな。

私は明日休みだけど、彼は仕事だから、休みの私が行ったほうが都合がいい。

彼が休みの場合はこっちへ来る。

いつの間にかの取り決め。



具合はどんどん悪化していくのが分かった。

絶対に熱があるだろうなぁって、思った。

食欲なんかないから、またビタミン剤とかでごまかす。



高速運転していくの、危ないかな、止めたほうがいいかな、とか思ったりもしたけど。

でも、どうしても、あいつに会いたくて。

薬で一時的に熱を下げて、効いている間に運転するように逆算しよう、なんて思って。

仕事中は飲まないようにしたりして。

なんだか、すごく必死。



Eとは、今日は引継ぎで会った。

昨日は向こうが休みだったから、会わなかった。

「顔赤いけど、大丈夫?」とか言われて。

「大丈夫だよー」とか返して。

結構、よそよそしくしちゃった感じもあったけど。

「じゃぁ、後はよろしく。お先です」って、言って車に乗り込む。



運転中、あいつから電話。

「あと1時間くらいで家に着くよ」

「私も今さっき出発したところ」

「なんか鼻声だね」

「風邪引いたのかも」

「え!?熱は?」

「店から直だから測ってないけど、大丈夫だよー」

あいつのことだから、熱っぽいなんて言ったら、絶対に「来なくていい」って言うから。

ここでも私は必死で、テンション上げてみたりする。

なのに。

「だめだよ、だめだめ」って言われちゃって。

「どうして・・・大丈夫だって!」

「家に帰りな。危ない。なんかあってからじゃ困る」



大丈夫だよ、絶対にだめ、の押し問答の末。

結局家に帰った。

子供たちもいないし、寒い部屋に。

熱を測ってみたら38度。

薬効いてもこれか・・・って、思いながら布団に入った。



熟睡してたらしくて、玄関のチャイムの音で目が覚めた。

なんとなく、予感はしてたけど。

インターホンで確認したら、あいつだった。

「明日はこっから仕事いく」

って、仕事着のままで来てくれた。

私のおでこを触って「すごいあるんじゃないの?」って熱を測らされて。

39度。

「来てよかった・・・」ってため息つかれて。

「ごめんね」って言う私を、あいつは「何で謝るんだよ」ぎゅって抱きしめてきた。




ポカリと、鍋焼きうどんと、熱冷まシートを買ってきてくれた。

すぐに鍋焼きうどん卵とじを作ってくれて、食べさせてくれた。

夜中に、なんかすごく具合悪くなって、耐えられなくて起こしてしまったときも、抱きしめながら背中をさすってくれた。

うとうとするんだけど、眠るとこまでは行かない私に「大丈夫だよ」って言いながら、小さい声で子守唄を歌ってくれた。



全部、全部、ありがと。

あなたは、優しすぎだよ。


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