march forward.
りりかの独り言。

2004年01月25日(日) 酔っ払い

さっき、彼から凄く酔っ払った声で電話が来た。

今日はやっぱり仕事だった、あいつ。

朝早く。

「行って来ます」

とだけ、メールがあった。

そのメールが来た数時間後に目覚めて。

「おはよう。寒いけど頑張ってね」

と送って。

それから、電話もメールもなかった。

いつもなら、昼休みと夕方帰ってきてからメールがあるのに。

気になりながらも、勉強を続けていた。



今日は何時間勉強したんだろう。

朝から始めて、途中休憩して、また午後2時過ぎから始めて。

さっき、彼から電話が来た時も、ネットで参考資料を集めている時だった。

電話がかかってきて、中断。



いつもなら、電話の最初で。

「今大丈夫?」とか「今何してた?」とか聞いてくる。

今日は、そう言うのがなかった。

凄く酔っ払っていて。

何を言ってるのか、たまに分からない状態。

「今日は遅かったの?夕方のメールがなかったけど」

って普通に聞いたら。

「勉強の邪魔しちゃだめだと思ったから!」

なんて大きな声で言われたり。



「酔ってるんだね」

「酔ってるよ。いいじゃん、家なんだし」

「だめとは言ってないけど」

「りりかは明日飲みに行くんだもんね。そう言う時間はあるんだもんね」

「・・・前々から決まってたことだもん」


その後、だらだらと。

「早く帰らなきゃだめだよ」

「酔い過ぎないこと」

「電車で行くんだから、痴漢に気をつける事!」

とか、もう凄くうるさい。

つい。

「分かってるよ!」

って強い語調で言ってしまう。


今まで強気で色々言ってたやつが。

いきなりしんみりし出して。

「うるさいかもしれないけど、りりかの事、大好きで心配なんだよ・・・試験も頑張って欲しいって思うけど、好きだから俺の事も考えて欲しいって思うんだよ」

なんて言ってくる。



分かってるよ。

分かってるけど、今は少しだけ余裕がないの。

明後日には会いに行くから。

その時は、素直になるから。


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