march forward.
りりかの独り言。

2003年11月14日(金) 「浮き沈み」の今は沈み中かも

もとはと言えば、先月だったかな。

あいつが友達と飲みに行った。

私も普通に仕事だったし。

「行ってらっしゃい」

ってメールしたっけ。

翌日の電話の時に。

「昨日は金使い過ぎちゃった」

って言うから。

「何で?どこ行ったの?まさか風俗とか!?」

「違うよ!居酒屋に行ったんだけど、友達の分もおごったりしたからー」

「そうなんだ」

みたいな会話があった。


私は別に風俗とかキャバクラとか、そう言うの行かれるの嫌じゃない。

もちろん「行きなよ!!」とか勧めるほど嫌じゃないってことじゃなく。

男なんだし、友達とか仕事のつき合いもあるんだろうし。

そう言うのも、仕方ないのかな?って割り切って考えてる。

風俗なんか、私がしてあげられないこともしてくれたりするわけで。

あいつも、私には出来ない事を出来たりするわけだから。

そう言う点では、そう言う所を補ってくれて、あいつのストレス解消になったりするのであれば、いいのかなぁ?って思ったり。(あくまで、自分で補おうとは考えない、自己中な私)

私のそう言う考えを。

「りりかって、変わってるね」

と、あいつはよく言う。





この間、あいつが突然休みになって来てくれた日。

あいつと私の共通の友達Yと3人でお茶した。

その時に、Yが。

「この間お前(あいつ)が行ったとか言うキャバクラってさー・・・」

私「へ?キャバクラ?」



ばかー、黙ってろよ。

って顔するあいつと。

しまった!りりかさん知らなかったのか!

って顔するYと。


それだけで充分でした。

私「なに?居酒屋じゃなかったの?」

H「いやー・・・うん、えっと・・・・・・・・はい」

Y「さ、最近のキャバクラなんか、居酒屋に女の子がいるってだけですよ!」



・・・Y、無理しすぎ。

いくら何でも、私だって居酒屋に女の子がいる、それがキャバクラなんて思うはずもない。



私はキャバクラに行かれた事が嫌なんじゃなく。

「居酒屋にいった」

「友達の分も出したから、高かった」

とか、普通に嘘ついたあいつが嫌だったわけで。

しかも、挙動不審な点もなかったから。

私も普通に信じ込んだ。

普通に、自然に嘘ついた、あいつが嫌だった。




「嘘つき」

って、私が一言言ったら。

「余計な心配掛けたくなかったんだよ・・・」

とか、言い訳してたけど。

その場にはYもいたし、あまり雰囲気悪くさせるのも嫌だったし。

謝ってるんだし、って、許そうって思って、後は普通にしてた。



でも、日が経てば経つほど、不信感は募り。

あれも嘘なんじゃないか、これも嘘なんじゃないか。

そんな風に勘ぐってしまう自分がいた。

あいつに電話の時、その話をした。

そしたら。

「遠距離だから、離れている分、余計な心配掛けたくなかったし。りりかが、風俗とかキャバクラとか平気!なんて口では言ってるけど、やっぱり不安になると思ったから・・・ごめんね。もう、嘘つかないから・・・」

「なら、ちゃんと行くなら行くで、わざわざ嘘つくのはやめて」

「分かった。本当にごめんなさい」



なんて事があった。

その時は、嘘つかれた事だけが、悲しいんだと思ってた。

元旦那も、風俗は知らないけど、キャバクラとかスナックは行く人だった。

でも、いちいち報告されてた気がする。

私も別に嫌な感じとかしなかった。

それって、安心感だったのかもしれない。

一緒に住んでいる、まして結婚しているっていう安心感。

あいつとは、離れているからかな。




今日もあいつは飲みに行った。

帰ってきたのは1時近く。

「起きてる?」

ってメールが来たから「起きてるよ」って返したら、着信。

凄く酔っ払いの声。

「明日仕事でしょ、大丈夫なの?」

「平気平気ー」

そんな感じで、ハイテンションだった。

「今日は、キャバクラに行きました」

って、報告して来た。

私は真夜中だと言うのに「はあ!????」って大声出しちゃった。



確かに、嘘つかないでね、報告してねって言った。

でも、まさかこんな短期間で行くとは思わなかった。

なにより、今回は「キャバクラに行った」という事実が悲しかった。

自分でも驚いたけど。

今までそう言うとこに行くこと、平気だと思ってたのに。

なぜか、凄く、嫌だった。



でも、嘘つかないで報告さえしてくれていれば、私は平気。

なんて言ってしまった手前。

そんな気持ち、言えるはずもなく。

声のトーンが落ちた事を気付かれたけど。

眠いからって言う理由にして、早々に電話を切った。



友達とのノリで「行こうか!」ってなる事もあると思う。

分かってる。

でも、なんだか、凄く嫌だったのは。

さっきも書いたけど、遠距離のせい?

あいつが年下だから、キャバクラにいるような若い子がいいと思ってしまうかもと言う不安のせい?

愛情の大きさのせい?

全然分からない。




明日は送別会。

あいつは仕事のため、欠席確定になった。



絶対に、飲んでやる!酔っ払ってやる!!!

って、意気込んでたりする。


 < back  INDEX  next>


りりか [MAIL]

My追加
エンピツ