march forward.
りりかの独り言。

2003年01月07日(火) また会えるよね?

夜。

昔からの友達と、カラオケに行った。

この友達のお子さんも、あたしの子供たちと仲よしだった。

うちの子供たちより、ちょっと下の1年生。

その、お子さんも一緒に来て。



「らいらは?○○(長女の名前)は?○○(次女の名前)は?」

って、聞かれるたびに、なんて答えていいのか分からなくて・・・。

1年生の子に分かるような言葉なんか、全くみつからないし。




「パパと一緒にいるの」

「お留守番してるんだ?うちのパパも今日は一人でお留守番」



お留守番とは・・・違うんだけど・・・。


「うーん、今ね、おじいちゃんのおうちで暮らしているのね」

「そうなんだー。遠いの?」

「そうだねぇ。電車で2時間くらい掛かるかなぁ。2時間って分かる?」

「まだ時計の勉強分からないの」

「そか・・・、そうね、遠いよ。遠い所に住んでいるんだ」

「なら、転校したんだ?」

「うん、そうなの」

「私のクラスにも転校生がきたんだよー」


そこから、違う話になったので、あたしはちょっとホッとした。





久しぶりに小さい子とたくさん会話した気がした。

帰るとき、その子が言ったんだ。



「また、会えるよね?」

「誰に?」

「ライラたちに」




あたし、何も言えなかったよ。

友達が、あたしの変わりに。

「うん、きっと会えるよー」

って言ってくれた。

それはきっとね。

あたしに向けて、だね。



ありがとね。


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