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りりかの独り言。

2002年12月17日(火) 愛し愛され

あいつは。

あたしの存在だけで幸せだと思ってくれる人。

それは、離れていてもそう。

どこかにあたしがいる。

それだけで、幸せを感じてくれる人。




あたしは、何もしてあげられないし。

何も与えられない。

でも、あたしがいるだけで。

あたしが生きているだけで、とても喜んでくれる。




最初のころの日記に書いた言葉。


「きみが、寂しくて悲しくてどうしても一人でいたくない時に、あたしは、家庭の事情とかでかけつけてあげることが出来ないかも知れない。きっと、あたしたちは与えてもらうだけ、与えるだけの関係になってしまう。」


家庭がなくなった今も。

あたしたちの関係は与えるだけ、与えてもらうだけ。

そういう関係のまんまだったりする。



それはきっと、心のどこかで。

あたしがあいつにすべてをさらけ出せないからかもしれない。

そして。



今のようにあたしが愛されている、という形が崩れるのが。

怖いのかもしれない。

愛されていると言う心地よさを離したくないのかもしれない。



だから、愛しすぎるのが怖いのかもしれない。


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