march forward.
りりかの独り言。

2002年09月14日(土) ライラの頑張れる素

ライラは2歳から、保育園に通っている。

正確には、1歳と6ヶ月から。

最初は毎朝泣かれて、もう仕事辞めてライラと一緒にいようかな・・・と思ったくらいに、辛かった。



ある日。

当時まだ飴玉は怖くて食べさせられなかったんだけど、棒付きの飴なら、大丈夫かなって思って、お迎えのときにあげた。

そしたら、大喜びで、「明日もこれ買ってね」と言った。(まだ赤ちゃん言葉で、親だけが聞き取れるような言葉で、だけど)

次の日、朝泣かなかった。

「飴、買っておいてね」と涙を浮かべつつ、手を振ってくれた。



こんな小さい子に、あたしは何無理させているんだろう。と、凄く胸が苦しくなった事を覚えている。




それ以来、もう3年半。

ライラにお迎えのときに棒付きの飴をあげるのは日課。

ライラが一日頑張れる素、なんだよね。

だから、買いおきしているんだけど(一日に一個ってライラとは約束になってて)たまに切らすと、うるさい・・・

30円の飴が、100円のお菓子を買わされるはめになったりする。

3倍返しか・・・




かなり前に。

あいつがあたしの車に乗ったとき。

「この飴、一個ちょうだい」

って言った。

「これはね、ライラが・・・」

と、保育園に入ったときからの話をしてあげたときがあった。

まだ、ライラにあいつが会ったことない時期だった。




それ以来、あいつはあたしの車に乗るときに、必ず、

「コンビニによってください」

と言う。

で、飴を買っておいてくれるようになった。

乗らなくても、車の中の飴をチェックして、在庫が減ってくると、買い足して渡してくれる。




ライラはあたしがいつも買っていると思っているけど。






こんな小さい事なんだけど。

あたしには、あいつとライラがつながっている事だと思いこんでいる。

途切れなければいいな、と思っている。




だって。

ライラの頑張れる素が。

あいつのおかげって言う感じが、凄く凄く、嬉しいんだもん。




くだらないけどね。


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