march forward.
りりかの独り言。

2002年09月05日(木) 気持ちの重さ

普通のメールが朝から何通か来て。

あたしが一人でドキドキして待っていた事に、腹がたつ。

んで、電話して、「ねー!日記の感想とかはどうなのよ???」っていって見た。

「ああー、ごめん、まだ読んでないんだ・・・」



って、何で???

あたしが勝手に感想はどんなかな?ってドキドキしてただけなんだけど、なんだかむかついた。



「何でよ???」

「うーん」

「何?」

「実は・・・怖いんだよね」

「は?」




あいつが言うには、あたしの全部の気持ちだから。って言われて、どんな風に自分が見られているのか、思われているのかが、怖いっていう。

本音を知りたいけど、怖くて知りたくないって気持ちもあるとか。




「じゃー、読むのやめていいよ?」

「やだ」

「じゃー、どうするのよー?」

「りりかさんが一緒にいるときに読みたい」




・・・。

何で?

パソコンおいてきた意味ないじゃん・・・

てか、恥ずかしいんだって・・・



「あのさ、起動の仕方とか分からなくなっちゃったとか?あたしがいなきゃ、パソコン立ちあげられないとか?」

「んなわけないし」

「だよね。でも、恥ずかしいんだよ!一緒のときに読みたいって、意味が分からない」

「なんとなく、そう思ったんだよ。だめ?」

「だめ!!!!」

「はい・・・」



朝から、こんなやり取りしてて、あたしは危うく遅刻しそうになった。




休憩中、メールが来た。

「読み始めたよ。懐かしいね」

「そっかー、付き合ってすぐに、やっぱり別れた方がいいとか言い出したのは、B君に言われたからなんだー」

「携帯買って、最初のメール、保護ったんだ?」



あたしは、またまた電話。


「あのね!いちいちちょくちょく、感想入れないでいいから!!!」

「なんでー?」

「恥ずかしいから!!」

「りりかさん、かわいーよね。こういうとき」

「・・・。バカにしてるんだ?」

「してませんて。普段、感情がないように大人っぽく見せようと頑張っているから、こういうところが見えると、かわいいーって思う」

「・・・とにかく、全部読んでから、感想話してね!」





それから、しばらくメールも電話もなくて。

やっと返事が来たのは、夜中。




「すごく、重みを感じました」

「重かった?」

「いえ、重くてやだとかじゃなくて。なんていうか。りりかさんが、ホントに好きでいてくれているんだなぁって分かって。嬉しかったっていうか」






今までは、どれくらい俺の事好きなんだろう?

好きは好きでも、俺が言うすきとは違うのかな?と思ったり。

ホントに、考えてくれているのかな?って思ったり。

俺が伝えたい事、分かってくれているのかな?って思ったり。

俺だけが、いっぱい好きで、りりかさんは、そんなんじゃないのかな?って思ったり。

かなり不安がっていました。



でも、本当に好きでいてくれているんだって、自信が出来た。

まー、俺がりりかさんをすきって言う気持ちほどではないけどね。




「りりかさん。ありがとね。でも・・・」

「でもなに?」

「俺、あんなに情けないかなぁ!?」

「情けない?」

「なんだか、頼りないっていうか。お子様っぽいと言うか、りりかさんがいなきゃ、死んじゃうーって言っているガキっぽくみえた。りりかさんに、付いて行かせてください!って言う見たいな。違うよねぇ?もっと、俺のほうが引っ張っていっている感じでしょ?」

「いや、君は、あの日記のままだよ、あたしから見て」

「そんなんじゃないよー!」





ホッとした。

分かってもらえた事に。

あたしが、どんな気持ちでここまで来たのか。

どんな気持ちで、あいつの事を考えているのか。

分かってもらえたみたいで。


あと。

ホッとしたのは。


あたしのそう言う気持ちを、重いって思われなかったこと。

もっともっと、軽くあいつがあたしの事を考えてて。

そこまで、思いつめるほど考えないでよーって、重く思われたら。

どうしよーって、思ったから。

かなり緊張したんだ。




「これからも、ちょくちょく、見せてくれます?」

「もう、見せないよー」

「えー・・・」




あたしは、あなたが好き。

好きで好きで、仕方ない。

だから、いろいろなこと、いろいろなもの、傷つける覚悟で、捨てる覚悟で、君を選んだんだよ。

これからも、ずっと、君が好き。



そして、分かる事は。



あなたも、あたしが好きだよね、これからも。


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りりか [MAIL]

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