march forward.
りりかの独り言。

2002年05月11日(土) 自然消滅

昨日と今日の日付変更線のころ、あいつからメールが来た。

「昨日は、りりかさんがフォローしてくれればしてくれるほど、嫌な事言ってしまってごめんなさい。明日、会ってくれますか?」

「でも、また嫌な事言ったりしない?」

・・・つくづくかわいくないです。あたしってば。折れてきてくれているのにね。

「しません。もう、不安がらせたりしません。このまんま会わなきゃ、自然消滅になっちゃう・・・」


つい最近、なんかの本で読んだ。

人と別れる(死別も含む)と言う事は、ものすごいエネルギーを使うそうだ。
離婚の話し合いなんか、10分で胃に穴が開くくらいのストレスらしい。
じゃ、自然消滅って一番楽な別れ方なのかもね。

て、あいつにメールして見た。

返事は、
「それは、気持ちが入ってなきゃ、自然消滅が一番楽でしょうね。けど、気持ちが入ってたらずっと引っかかったままですよ少なくとも俺はそうです」

そして、
「別れたほうがいいのかなー、でももっと一緒にいたいなー、別の人を探すかなー、でもりりかさんがいいなー。結局今までに戻りたいなと思いました。一緒にいてください」

メール見て、ちょっと涙ぐんだ。
ごめん。
かわいくないこととか、いっぱい言っちゃってごめん。
あたしなんかにつかまって、ごめん。
あたしも好きで、凄く好きで、ごめんね・・・


「いっぱい、不安にさせちゃって、ごめんなさい。明日は、その不安を解消するためにも、いっぱいいっぱい、ぎゅーさせてください」






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一日かかってやっと仲直りした。
たった一日しか・・・かもだけど、一分でも一秒でも、あいつと喧嘩しているのは嫌なもんだなと思った。


あたしは、自然消滅なんかしたくない。

もし、この先別れるなら。そんな日がくるのなら。

いっぱい話して。いっぱい泣いて。いっぱいの笑顔でさよならしたい。


いくら、辛くても何でも。

顔見てさよならしたい。


そして、消滅なんかしないんだ。

心の中で。

ずっとずっと、永遠に。

あたしの心の中で。

あいつの心の中でも。

あたしたちの関係は、生き続ける。

消えない。


消さない。


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りりか [MAIL]

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