march forward.
りりかの独り言。

2002年04月20日(土) たまご

昨日(もう今日か)は夜中中一緒にいて、いちゃいちゃしたり、
だらだら話したり、楽しく過ごせた。
けど、帰り際、あたしがふと、「ねぇ、人妻って他につきあったことある?」と聞いた事から、喧嘩(?)の発端に。

あいつは、年上好きらしい。
友達にまた年上かよ?と言われるくらい、年上とばかりつき合うらしい。
大人っぽい年下ならOKとか言ってたので、子供っぽい年上はだめなのかな?

て、余談はおいておいて。

「人妻ー。付き合うまでは行かないけど、体の関係ならあります。人妻っていいっすね。なんか、いやらしいし(何が?)」

・・・・!!!

「あの。あたしとも、そう言うの想像して・・?」
あたしの動揺した様子にあわてたらしい。
「いいい、いや!あの!違いますよ、ちがいます。えー、あの、なんていうか。11歳くらい年上の。あの。やるだけっつーか。なんていうか・・・」
どんどん墓穴を掘って行く彼。
あたしは冷ややかに見下して
「あたしは、君とそんなこと(どんなこと?)やるつもりは無いので。すいませんが」
「ち、ちがいますよー・・・・りりかさんとはそういうんじゃなくて。そんな関係になりたくて好きになったわけじゃ・・・」
「じゃー、そんな関係に、ずっとなら無いのでOKね」
「・・・。いや。心も体も俺のものにしたいのが本心です」
「知らないけど」

あたしは身支度をした。
「お邪魔しました。お疲れ様」

「ちょ、ちょっと、待ってくださいって!!!」
あわてて追いかけてきて、抱きしめようとするのを振り払って、あたしは出て行った。
後から走って追いかけて来るあいつ。

あたしは無言で車に乗り込んだ。
体が目的なわけじゃないって分かっているけど。聞かなきゃよかったな。
そんな風に考えた。

必死になってるメールが何通か来た。
「何度も言いますが、俺は、あなたが、本当に好きで心から愛していて、だから体を求めたくても求めないし、どうでもいいやつならいいじゃんいいじゃんって、押し切ってやっちゃうだろうし。別に人妻だからとかじゃ無くて・・・・」

なんて、あたしも単純だから、だんだんいい気分になって来ちゃったりして。
「いいよ。もう。聞いたのもあたしだし。ちょっと、あたしも同じ目で見られているのかしら?と疑問に思ったり思わなかったり」
ってメールした。

「はー・・・よかったです。ところで、あなたの心と掛けまして、玉子とときます。その心は?」
?何、いきなり。

「正解は。中身が出ないように殻で守ってる。です」
まんまじゃん。意味わかんねーし。

「中身って言うのはあなたの弱い部分、殻があなたの強い部分。殻はもろいけど、弱さが出ないように守っているけど、すぐ割れちゃうって事です。だから、気をつけなきゃー」

ふーん・・・座布団はやれないな。
だいたい、説明つけなきゃ落ちが分からない謎ときって・・・

でも、あたしはたまごかぁ。
たしかに、傷つくとすぐ弱い所が出ちゃって、凹んじゃって、
かと思えば、ちょっとの事(熱?)で強くなって。弱さも固まって。

てか、こんな風にいつもあたしを見ているあいつって、すげーな。
なんで、あたしっていうのが、分かるんだろう。

ゆで卵みたいに見た目は一緒で、でもなかなか割れない、強い人もいたり。
ちょっとひびが入っちゃって、弱さが出掛かっている人もいたり。
割れちゃって、修復不可能な心の持ち主もいたり。

でもさ、玉子はひとつじゃないよね、その人その人の。
ゆで卵になる日もあれば、生卵の日もあり、割れちゃった日もあったりする。
だから、その日その日で変わるんだろうなぁ。



って、寝る前にいっぱいゆで卵の事を考えてたら、夢にまで玉子が出て来ちゃった。







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