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りりかの独り言。

2002年03月12日(火) あたしとあいつと

あたしたちがこうなってから1ヶ月が過ぎ、これからのあたしたちがどうなるのか、本当に見えない。
でも、あいつに言われた言葉を、あたしはずっと心にしまってがんばっている。

あいつは、あたしに「就職して、普通に養えるくらいに稼げるようになって、そしたら奪いに行きますよ」
て、言った。
口では簡単に言えるかもしれない。こんなプロポーズじみたこと。
でも、あいつならいつかやってくれるんじゃないかと、ちょっとだけ・・・いやだいぶ、思っていたりする。

今は学生で、まだ1年学校が残っていて、
あたしはあいつに何も出来ない身分で、あいつも親に養ってもらっている状態で。
でも、あいつはいつか、あたしを迎えに来てくれるんじゃないかと思う。思いたい。

そしたら、あたしとあいつと。二人で誰の目もはばからずに、生きて行けるのかな。
それは、10年先かもしれないし、もしかしたら近い未来かもしれない。
もしかしたら、起こらないかもしれない。そんな夢みたいなこと。

けど、本当にそれが起こったら!という気持ちだけで、生きて行ける。今は。不思議だね。


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