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2009年11月30日(月) セレクトショップの販促。

今年はいろんなショップで、
「アウター10%OFF」とか
「ポイント10%追加」とか
「アウターと他1点買ったら10%OFF」とか
そんな感じの販促企画が乱発されております。

↑の企画については、ご存知の方はあそこか、とピンと来るかと思います。
が、結構いろんなお店(と企業)でやっているので、もしかしたら想像されているところじゃないかもしれませんが。

で。
やっぱり売れてないんだなぁ。と実感するわけで。

他にも感じるところとしてはいくつかあり。
コート類で例を挙げると…

・今年は温暖化のせいもあって?薄めのが多い。
 裏地をけちっているのすらある。
 (=原価↓?)

・ツイード(といってもウールでなく化繊)が多い。
 (=素材の安さが見えづらい?)

・どこのショップも同じブランドのキルティングのブルゾンを置いている。
 ダウンやスウェット、小物にも同傾向あり。
 (=はずしたくない心理?企業も消費者も)

・中心価格帯が2万位下がっている。
 (=昨年冬から本格的になった、アパレル全体の価格低下の影響?)

・白系のが減った。
 (=汚れる(=せいぜい2シーズンしか着られない)やつは買わない?)

個人的には、あんまり安っぽい冬のアウターは着たくないです。
でもってベーシックなのは上質なやつが欲しいです。
遊ぶやつは、それなりの品質&価格でいいです。

そこらへんの感覚って、自分のお金を自由に使える立場だから、というのも
もちろんあるとは思いますが。
でもあんましいっぱい買えない時代だからこそ、
ちゃんとしたものはある程度お金を出しても欲しいと思うんだけどなぁ。
今はこだわりがない部分を安くすませる方法(ユニクロとかね)が
昔に比べて格段に充実しているので、便利になったなと改めて感謝です(笑)

服とか小物とか、そういうのが好きな人って、絶対買わなくなるなんてこと、ないです。
1回の買い物で5点くらい買っていたのが、2点になるとしても、
それでも買います。
3回来店して2回買っていたのが、5回来店して1回になったとしても、
それでも来なくなることはありません。

お店のバイヤーさんとかは、ぜひとも自分とこの空気感を大事にして頂きたいです。
で、ディスプレイで、個性的なアイテムをいかに日常に合わせるかという
テクニックを見せてほしいです。
無難なものを置くのでなく、とがったものを普通にも使えるように見せることが
大事なんじゃないかなと個人的には思っています。

セレクトショップ(と名乗っているお店)については、そうあってほしいなぁ。


あ、安物が悪いって言ってるわけじゃないっすよ。
ベーシックが悪いとも言っていないです。
どちらも実際に使っています。

が、全部そればっかりになってしまうと、
人自体が安っぽく見えたり、つまらなく見えたり、してしまう。

見た目は大事です。


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斎藤基栄

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