週末に行ってきました。
人体の不思議展にはこれまで行きたいなーと思いつつも機会を逃していたので、かなりわくわくしながら向かいました。

感想はですね、「あんなの作ってみたい」です。
血管の中に樹脂を流し込む、っていう説明だったけど、本当に流し込んだ「だけ」であれほどまでに毛細血管までに行き渡るのか、って疑問に思ったり。

で、軽く調べてみました。
どうやら用いられている薬剤はＭＭＡ(メチルメタクリレート)という樹脂だそうな。
まずは血管を生理食塩水で洗浄し、その後ブドウ糖溶液で洗浄。
そしてメルコックス(Mercox)という常温で硬化する樹脂とMMAを混ぜて、注入するらしい。

樹脂を注入した後、酸で(余分な部分を)溶かす、と書いてあって、それって肝心の樹脂のダメージって考えなくてもいいのかしら、と思っていたら、メルコックスというのは酸に強い樹脂なのだそうです。なるほど。
しかも思っていた以上に硬化速度は速いみたいです。熟練の技術が必要、というのも分かるような気がしました。

また来年も行こうっと。

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斎藤基栄

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