行動ログ。
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「友達からお願いします」
ありきたりな言葉。だが、シチュエーションが変わればこれほど倦怠感に襲われる言葉もなかなかないと思った。 というか、ツッコミを瞬時に入れる自分に、ため息。 同じようにがくりと脱力したいのならば、JR元町駅東口を出てすぐにある、立看板を見るといい。←なんか偉そう。
簡単にまとめるとですねー、フレンドという金融屋さんがあるわけですよ。 そんで、女の人が頭下げてる絵のキャッチコピーが件の台詞で。 街金ぽいトコの看板にそんなこと言われても、「友達の次って何!?」みたいな。 あーそーかよ、つまり高利で回収できてるウチはお友達でいてやるっつーことかよ、そりゃそうだよな、だって金ヅルなんだもんな、簡単に手放すわけにはいかないか、惜しいもん確かに。ていうかオトモダチ資格を剥奪されたら一気に追い込みをかけるっての?それともどんどんまわしながらパンクさせるとこまで搾り取るわけ?あーヤダヤダ友達って一応利害関係よりも優先させる部分があるだろーに。利用するだけのオイシイお付き合いなら、ちゃんとオトモダチって表記しろよな。 とかいう妄想に罵詈雑言をまぶしたような映像(役者付き)が、歩行者信号が青に変わるまで延々と脳内を駆け巡ってたわけで。
久し振りにカウントダウンをするでもなく、スケジュールを確認するわけでもなく、無駄に息をとめるわけでもない信号の待ち時間が過ごせました。 いや、これらのことばかりをしているわけでもないんですけれども。 ちなみに無駄に息を止める、というのはこれまで誰にも同意されたことはありません。 捜してます。同じように過ごしている人を。 横断歩道で白線を踏まないように歩くとか、電柱にアウトサイドで蹴りを放ちながら歩くとか、そういうものと同レベル程度の行為だと思うのですが。 どうなんでしょうかね。
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斎藤基栄
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