朝日歌壇鑑賞会【今週の作品】
@∀@)今週も電波ゆんゆん、朝日の基地外歌壇

(朝日川柳や他紙の歌壇も取り上げることがあります)

2003年11月09日(日) 投票日当日、護憲・反戦で社民をpush!

 衆院選当日の朝日歌壇、今まで不作だったのが嘘のような香り高い作品群。投票前に歌壇を読んだであろう信者らに、しっかりと反戦平和の訴えは届いたでしょうか。


◆ かほどまで清しき平和説きてしか復刊「新しい憲法のはなし」
   (三重県 塚澤正 近藤芳美選)

◆ 新憲法歓迎せしは昔のこと脇にやられて国は今危機
   (水戸市 松下享 島田修二選)

 ※そうそう、マニフェストだの年金だのばかりが争点として挙がっていた今回の選挙でしたが、今度の選挙の本当の争点は憲法でした。社民党党首・土井たか子が訴え続けていた通りです。もちろん有権者にもちゃんとそれは分かっていました。そして「護憲」を訴えていた社民と共産は壊滅し、「改憲」「創憲」を唱えていた自民と民主が大量得票しました。非常に分かりやすい構図でしたね。

今日の産経抄より。
http://www.sankei.co.jp/news/column.htm
▼この両党が頭上のサーチライトのように高く掲げ、戦後のマスコミや進歩的文化人が信奉してきたイデオロギーは、もはや耐用年数が切れ、賞味期限が過ぎたのである。マルクス主義のメロディーに別の歌詞をつけて衣替えしようと、もうだれも歌うものはいないのだ。
▼社民党は抜本的な立て直しを図り、共産党は党名変更もというが、それでは共産党の存在理由そのものがなくなってしまう。両党は歴史的使命(があったとすればだが)をいまや終えた。政党の命脈尽きたとみるのがバランス感覚ある見方ではないか。

 そういえば9月15日の毎日歌壇にはこんな歌がありました。
 >● 民意とは逆の法案成立す報い受くべき選挙待たるる
 >(駒ヶ根市 桐山実夫 小市巳世司選)

 「報い」受けたのはいったいどちらだったのでしょうね。桐山君にとって満足いく選挙結果になったかな〜???


◆ 国益にのみでよいのか後世の史観を待てぬ戦への支持
   (加古川市 片岡喬 近藤芳美選)

◆ 自らが参加するという戦争を考えなかったというアメリカの若者
   (新座市 中村偕子 馬場あき子選)

◆ 神に祈るアラブの母かなし障害児を抱きて呪う劣化ウラン弾を
   (前橋市 木部敬一 馬場あき子選)

 ※そうです、イラク派兵も大切な争点でした。有権者もそれは承知していました。そして、派兵推進派だった自民党が233議席を獲得し、派兵反対派だった民主は177議席に留まりました。
 よく見ろ。今回の選挙は誰が見ても自民党大躍進、民主敗退だったんだよ。民主党機関紙の朝日めが!


朝日記者が質問
「イラク反対を訴えた民主が躍進した。世論はイラク問題についてどう表明したと受け取っているか」
小泉首相
「議席を激減させた社民・共産は民主以上に反対してましたが、何か?」
 〜 秒 殺 〜


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asapykadan [MAIL]

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