2002年11月18日(月) |
必死で拉致を相対化する醜い朝日信者たち! |
まずは拉致ネタ。
◆ 源流は残留孤児も拉致の子もみんな悲しい鶴よ高鳴け (飯田市 熊谷勝子 馬場あき子選)
【選者の評】戦争や政略を介した国利の犠牲となる国民の弱小さを悲しんでいる。
◆ 拉致ありて国の交わり肇むとは愚かに悲し国々のこと (西東京市 瀬山清 島田修二選)
【選者の評】国と国との関係を真直に見極めて、国という枠組みの中での個人を考える。
◆ 国家この昏きテーゼを突きつけて生き延びし人還らざる人 (橿原市 上山剋也 近藤芳美選)
【選者の評】長い異国での歳月の後帰って来た人らが、それぞれに突きつけてくるものは国家とは何かという昏い問いだという。今なお数多く歌われていく「拉致」をうたう歌の中に、このような思いを自らに向ける作品も交じる。
※以上3首、歌も選者の評も、北朝鮮独裁者およびその手下どもによる「何の罪もない民間人拉致」という歴史的犯罪を、必死で「国という枠組み」とか「残留孤児も」などと相対化しようとしています。素直に拉致犠牲者に同情するとか、犯罪そのものを憎むという歌が一つも出てこないのは、さすがはチョウニチ新聞の読者たちですとしか言いようがありません。彼らには人間の心が全くないのです。
反米ネタも2つ。
◆ アメリカ史声高くして教えしが今その国の行く先を危ぶむ (水戸市 松下享 馬場あき子選)
◆ 無作為に市民・子どもが撃たれても銃の規制を叫ばない国 (アメリカ 西岡徳江 馬場あき子選)
そのほかにはこんな反戦ネタ。
◆ 口うつしにわれの教えし原爆詩口うつすという子も母となる (兵庫県 青田綾子 近藤芳美選)
※朝日歌壇常連の日教組先生の歌。意味はわからなくもないんだけど、「口うつし」という表現何とかなんないの? 何だかばっちいものを想像してしまうんだけど。「口ずさみて」「口承に」「口伝えに」とかにすべきでは。
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