今日は電波というほどでもないけど、香ばしい歌が多いですね。
近藤芳美選。
◆ 母となる子の夏便り青い目の人形焼かれし授業憶うと (三島市 浅野和子)
※これから母になる世代の「普通の人」がこんなこと考えますかね? 娘までプロ市民のようです。
◆ 原爆の図の位里・俊先生のこころざし継ぐ人あまた敗戦日に集う (松戸市 猪野富子)
※共産党お抱え画家・丸木夫妻を偲ぶ歌。
馬場あき子選。
◆ 地下壕は樹木に覆われひっそりと戦争待ちつつトマホーク置く (横須賀市 梅田悦子)
※誰も自分から好き好んで戦争なんかしませんよ。この作者には武装することの「抑止力」ということが全く分かってない模様。
◆ 朝鮮に帰国記念と植えゆきし朴さんの木槿(むくげ)夏くれば咲く (十和田市 久米新吉 佐佐木幸綱と共選)
※北朝鮮を礼賛して帰国事業の片棒担いだのはてめーらアサヒだろうが!
◆ 自死の数年間三万越すという新たな戦の戦死者なのか (栃木市 大塚信治)
佐佐木幸綱選。
◆ 身を反らし赤き和金が飛び出しぬ強行採決の寝苦しき夜に (小松市 沢野唯志)
※せっかくの金魚をこんな歌にしたら金魚が可愛そうです。
ついでに毎日歌壇。共産党シンパの小市巳世司選の歌。
● 星条旗の御伴をしつつ有事法ペルシャ湾まで出かけて征くのか (砂川市 辰川英俊)
|