|
|
2013年09月07日(土) |
■ 一度死んでまた生き返る
Endless SHOCK の大阪公演に行ってきたよ。
学生時代、大阪へはJRより阪急で行くことが多かったので、阪急側のあの界隈は、わりと土地勘のある方だと思っていたのですが、梅田ロフトの位置が記憶と微妙に違ってた(えー? 移動したわけじゃないよね? 自分が怖い……)。とはいえ、迷わずたどり着けました。梅田芸術劇場。決して家から近いわけじゃないけど、夜公演を見てその日のうちに帰宅できる有り難さよ。
という訳で、7日の夜公演を見てきました。オーケストラピットから演奏が聞こえてくるぐらいのタイミングで突然の拍手。さすが、大阪のお客さんはこんなとこから拍手をするのか! と思ってたら、東山先輩がご来場。わお。プライベートで観劇に来られたそうです。こーいちさん、にっこにこ。良かったね。ヒガシネタも満載でした(ビバリングを東山さんに買ってもらおーとか、掃除のおばちゃんが東の山から来たとか、若い人が見当たらないというコウイチにそれは東山さんに失礼だぞ☆て突っ込んだりとかetc)。
公演が始まって、最初に登場する光一さんの姿を見た瞬間から、日頃の苦労が報われるというか、たまってたもやもやが霧散していく感じがして、なんてパワーだろうかと思う。キラキラ。最初のダンスも好きだー。フライングもマジックもお見事。もうストーリーもパフォーマンスもわかってるのに、見ているうちにどんどん引き込まれて圧倒されてしまう。すごい。すごいとしか言えない。「夢幻」が本当にすごくって、ちらっと見たら東山先輩もここだけは拍手してらしたよ。美しくて眩しくて精一杯な命の最期の物語。前回の日記に「最近の私は運が悪い」と書いたけど、全ての不運がこの1公演で浄化されてく気がする。いや、この公演を見られているということは、実は運が良いのかもしれない、ね。
今回、いままでよりコウイチがリカに優しい感じがして、ちょっとキュンとした。よくわからないけど、女性に優しい光一さんって良いわー(笑)。リカの存在感も増した気がする。帝劇・博多座で見たときは、美波里さんの陰に隠れて目立たない紅一点という感じだったけど、いい感じに全員が役にハマってきたのかなあ。内くんも違和感なかったです。2幕の最初にマイクトラブルがあったのですが、しょーますとごーん! 地声で乗り切ってました。なんだかそれが作品とリンクしてて。1幕でトラブルに対応できなくて揉めたウチが、夢の中でトラブルにもめげずコウイチとシェイクスピアを演じてる、そう思うとグッときた。リアルにそんな演出なのかと勘ぐってしまったほど(笑)。まあ、ハラハラもしたけどね。
最後、岸くんがめちゃ泣いてた。毎回、あんなに全力で泣いているのかしら。どちらかといえば、座長からちょっと離れたポジションの役だと思うのですが、なんだかすごい。以前、めっちゃ泣いてるなあと思ってた辰巳くんがそこまで泣いてなかったので(泣いてたけど)、若いって感受性にも影響するのかしら? とかぼんやり考える。関係ないか(笑)。きっと、全ての役にそれぞれの物語があるんだよね。演じている人もそれを意識している。そう感じられるぐらい、作品が成熟したものになっているのが感慨深い。そりゃ1000回もやってたら、作品にも歴史あり、になるよね。奇しくも最初のSHOKCにご出演だった東山先輩が来られていたので、光一さんが「これまでたくさんの人がこの作品にかかわってくれていて、その全ての人に感謝したい」とおっしゃっていたのが印象的でした。私もSHOCKの歴史の中で、大勢の観客のうちの1人になれたことに感謝。ありがとうございまーす!
ミニベア買いました。1000回記念のベアがすでに埃をかぶりつつある(…)ので迷っていたのですが、実物を見たら想像してたよりもちゃんとミニだったので、この子だったらつれて帰れるー! と思って買ってしまいました。えへ。基本的に、キンキファンは小さいもの好きだと思うよ(笑)。
|
|
|